吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ファンド

ベンチマークを設定していないアクティブファンドが80%弱という悲しい状況

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マニアックなインデックス投資家には興味深いニュースがありました。(一般の投資家にも重要な話ですが、ここに興味を持つ人はそういないはず)

ベンチマークを設定しているアクティブファンドは全体の何割? (モーニングスター)
 そこで、モーニングスターがアクティブファンド(注1)約4,000本を対象にベンチマークの有無を集計したところ、ベンチマークを設定しているファンドは約900本(約23%)という結果であった。また、日本株アクティブファンド(注2)約600本に限っても、約190本(約32%)に留まった(図表1)。
筆者は「特殊なファンドを除き、ほぼ全てのファンドがベンチマークを設定して然るべき」と考える。

今までも印象としてベンチマークを設定していないファンドが多いと思っていましたが、具体的な本数(割合)を調査したものはなかったので非常に興味深きデータです。
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投資信託には客観的に評価できる基準が欲しい



投資信託に限らず、ファンドと言われるものの多くに求められるものだと思うのですが、特に一般向けの公募投資信託では客観的に評価できる基準が欲しい。

評価できる基準≠いわゆるベンチマーク

本題に入る前にいくつか細かい話をします。(一度目は読み飛ばしていただいてもOKです)
評価できる基準というと、多くの投資信託が設定しているベンチマークが思い浮かびますが、ここでいう評価できる基準はベンチマークに限りません。

ベンチマークがなじまないファンドがもある

細かい話ですが、投資信託を「インデックスファンドかアクティブファンドか」に分ける分類がありますが、そのどちらにもカテゴライズできないファンドがあります。
例えば、ラダー型のパッシブ運用をするファンドです。日本債券ファンド(毎月分配型)はパッシブ運用の代表的なラダー型の運用をすると決められているファンドです。対象指数が存在しないのでインデックス運用ではありません。しかし、パッシブファンドであり、アクティブファンドではありません。
このようなファンドの場合、連動を目指すべきベンチマークは存在しませんし、積極的に何かの指数を上回ろうと努力することもできません。ベンチマークという考え方がなじまないファンドです。

評価できる基準って何よ?

本題です。
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アクティブファンドがETFを積極活用、いい話です

etf

焦点:負け続けの米アクティブ運用型ファンド、ETF投資積極化 (ロイター)
リッパーのデータによるとこの間、ポートフォリオの組み入れ比率トップ10の中にETFが入っているアクティブ運用型株式ファンドの数は174%も増え、148件になった。過去1年間では23%増えた。
アクティブ型のファンドがETFを活用しているという話がニュースになっていました。いい話です。

以前に楽天証券/ブラックロック協賛セミナーに参加しましたが、その時にブラックロックの方が、ETFは様々な投資手法で使える便利なツールであるという趣旨の発言をされていました。これはまさにその通りです。
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モーニングスターで確認したいカテゴリー内での比較情報

パステル グラスグリーンじゃないよ

投資信託に関する情報提供といえば、モーニングスターはその代表格的なサイトです。

投資信託について調べるのであれば、せっかくなのでモーニングスターのサイトを上手に活用したい。
もちろん、リターンなども大事だが、このモーニングスターの情報の中で注目してもらいたいと思っているものの一つがパステルグラスグリーンカテゴリー内での比較
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インデックス投資は、プロたちの(ほぼ)平均ってだけでも価値がある

基本に立ち返ります。

インデックス投資のメリットは過去にもいろいろ書いてもきましたが、プロたちの(ほぼ)平均というだけでも非常に素晴らしい価値があります

「投資はしっかり勉強しないと儲けられない」という言説もありますが、しっかり勉強せずとも多くのプロたちが生き馬の目を抜く世界で切磋琢磨する中で、彼らの(ほぼ)合算であるパフォーマンスになってしまうのがインデックスファンドです。


NISAの開始などを控え、短期のトレーディングばかりではなく、ある程度の期間保有するスタイルの投資が推奨されつつあります。

そんな時に是非ともインデックスファンドというツール及びインデックス投資という投資方法もあることを覚えていてほしい。



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