吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ピクテ

「ピクテ グロイン」の通貨選択型が登場

【ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)】、通称【ピクテ・グロイン】もしくは【グロイン】

かつて純資産総額2兆円を超え、申し込みを停止した伝説を持つ投信業界の伝説のファンドの一つです。
そのグロインから通貨選択型が登場です。

ピクテ・グローバル・インカム株式オープン 通貨選択シリーズ > ファンドの特色
「ピクテ・グローバル・インカム株式オープン通貨選択シリーズ」は、投資を行う外国投資信託における為替ヘッジの対象通貨が異なる4本のファンド(円コース、豪ドルコース、ブラジルレアルコース、資源国バスケット通貨コース)とマネープールファンドから構成されます。

当初申込期間は2011年5月10日までとなっています。

過去エントリーの『投資信託の2011年のニュースは?』にて、2011年の投信のテーマは何になるのか、と書きましたが候補の登場です。
新規の通貨選択型は、ハイ・イールド債、REIT、各世界株などと出尽くした感がありましたが、既存ブランドと組み合わせるという手は考えていませんでした。


「グロソブ(通貨選択型)」

こんなファンドもありそうです。資金流出に悩むグロソブに打つ手がなくなったと思っていましたが、通貨選択型を出すという手がありました。


グロイン(通貨選択型)がうまくいくとは思えませんが、これは大変興味深い試みです。ピクテ投信が自分で企画したのか販売会社の声なのかは分かりませんが、非常に興味深いファンドの登場です。







ピクテのインデックスファンド ブラジル&中国2本をSBI証券が取り扱い

SBI証券のページでたまたま気がつきましたが、「品揃え充実!中国H株・ブラジル株インデックス投信取扱開始」とのことです。

※ピクテ-ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ―ブラジル株
・・・ブラジル・ボベスパ指数に連動
※ピクテ-ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ―中国H株
・・・中国H株指数に連動


このファンドについては、マネックスから登場した時に、「ピクテの新インデックスファンドシリーズに関する説明会」に参加してきましたとしてエントリーを書いています。

ブラジル株や中国株で信託報酬が1%を切り、ETFのNext Fundsより安いという投資信託です。これだけでもブラジルや中国の株式に投資したい人には魅力的な投資信託だと思います。
また、この2つは信託財産留保額に特徴があるファンドで、購入時に信託財産留保額がかかります。特にブラジルは2.6%と非常に高い信託財産留保額が設定されています。これも魅力的です。


信託財産留保額が何故魅力的かは投信の信託財産留保額とコストへの誤解は多い?で書いています。



ブラジル・中国をオーバーウェイトするつもりはありませんので、私は投資を控えていますが、ブラジルと中国株に投資したい人にはいい商品だと思います。



ブラジル/香港のインデックスファンド と中国CBファンド

早期退職を夢見る人の確定拠出年金のエントリーで知った情報です。


中国H株とボベスパのそれぞれに連動するインデックスファンドがピクテから登場です。
ピクテのニュース
ピクテ投信投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャビン・シャープ)は、「ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ−中国H株(愛称:ピクテIF中国H株)」、「ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ−ブラジル株(愛称:ピクテIFブラジル株)」(以下「両ファンド」)を設定します。

両ファンドは当初、マネックス証券株式会社を通じて販売されます。2010年5月10日から5月28日まで当初募集を行い、5月31日に設定、運用を開始します。マネックス証券株式会社では、お申込手数料・ご解約手数料のないノーロードでのお取扱いとなります。
ファンドの設計にあたっては、単にコストを抑えるだけでなく、中長期にわたって質の高い運用をご提供できるよう、様々な設計上の工夫をほどこしました。例えば、中国とブラジルはともに株式・通貨の売買に伴う手数料や税金(注)などの投資コストが先進国市場に比べて高いエマージング市場です。両ファンドを中長期での運用にご活用いただくお客さまが、保有期間中に他のお客さまのご購入・ご解約によるこれらのコストを負担し続ける不利益を低減するため、両ファンドにはご購入時・ご解約時ともに両国の投資コストを鑑みた信託財産留保金を設けています。
また、エマージング市場においては、こうした売買手数料や税金などの投資コストは将来的に変わることが充分に考えられるため、これらの留保金の額は、一定とせず適宜見直しを行います。

当初の唯一の販売会社となるマネックス証券のニュース
2010年5月10日(月)より「ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ − 中国H株」、「ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ − ブラジル株」の募集を開始いたします。募集のお取扱いはマネックス証券だけ!
どちらのファンドも申込手数料は無料(ノーロード)!信託報酬は0.945%(税込)と新興国株式関連ファンドの中で低コストな点も当シリーズの魅力です。さらにお申込みは1,000円から可能です。

共に信託報酬が0.945%というのは魅力的な水準です。信託報酬以外のコストが見えていませんが、国内上場のETFと比較しても競争力のある信託報酬です。

ピクテのニュースの中にもありますが、この2つのファンドの特徴は、購入時・解約時ともに両国の投資コストを鑑みた信託財産留保金がかかるということでしょう。
特にブラジルは税金の影響と思われますが、購入時の信託財産留保金が2.6%となっています。

このピクテの2投信で設定された購入時の信託財産留保額は面白い試みです。このタイミングで新興国単国の新投資信託投入はどうなのかと共に、この信託財産留保額が受け入れられるかは気になるところです。



もう一つ新規投信ネタです。

SBI グレーターチャイナCBファンドがSBI証券から発売されます。
外国投資信託「トリスケルCBファンド」を通じて、香港・中国を中心としたアジア諸国の転換社債に投資します。人民元建ての債券等に投資することもあります。
投資対象はファンド名と上の説明にあるように主に香港・中国の転換社債に投資するようです。CBファンドというだけでも珍しいのによりにもよって中国ですから、これまた面白い投資信託の登場です。

なお、このファンドの気になるコスト情報は以下。
購入時手数料2.675%(インターネット)
信託報酬2.802%程度(概算) + ハイウォーターマーク方式の成功報酬20%
信託財産留保額0.3%




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