吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ハイリスク・ハイリターン

ハイリスク・ハイリターンと言うけれど…… リスクがリターンを生むとは限らない

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世の中、投資の原則として「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」と言われます。
これは高いリターンを得ようとするなら高いリスクを負わないといけなく、高いリスクを取りたくないならリターンは高くならないという話です。詐欺の話と絡めて「リスクが低いのに大きく儲かるような投資はない」のように言われることもあります。

高いリスク=高いリターンではない

「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」は間違っているとは言えません。しかし、注意が必要です。
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FXはノーリターン(税・コスト調整前)

FXはハイリスク・ハイリターン

しばしば、このような発言や記述を見かけることがあります。
レバレッジをどれほどにするかなどを考えて「ミドルリスク・ミドルリターン」のように違ったバリエーションもあってリスクの評価は難しいのですが、ここではリターンに注目します。

投資の世界のリターンの定義で話をすれば、「FXはノーリターン」(税・コスト調整前)です。税・コスト調整後では「FXはマイナスリターン」です。

投資の世界でリターンとリスクは次のように定義します。
 ●リターン = 期待リターン(算数の期待値)
 ●リスク = リターンのブレ幅

さて、FXがハイリターンと呼ばれるのは10万円を元手に短期間で1000万円まで増やすような人がいるからです。10万円が1000万円になれば凄い利益です。しかし、同時に10万円の元手の大半を1日で失う人もいます。
この損益のブレ幅はリスクです。

日本の宝くじでも300円買うと0円〜2億円まで結果が違います。300円を2億円に増やす人もいれば、300円を0円にする人もいます。しかし、300円を2億円にする人がいても宝くじがハイリターンとは言いません。
宝くじは購入者全員が支払った購入額の約半分だけが当選賞金として払い戻されています。日本国民が1000億円分宝くじを買えば、500億円が賞金として戻ってくるので半分になります。このような場合、「期待リターンは-50%」であり、マイナスリターンです。
0円〜2億円まで当選額に差が出ることはリターンではなく、リスクとなります。

FXに話を戻すと、FXは他者とのカネのやり取りなので、税・コストを無視するとFX全体ではゼロサムゲームです。誰かの1万円の利益を得ていれば、どこかで1万円の損失が出ており、全体では±0のノーリターンです。
FXで多くの利益を得た人はリスクで稼いだ人となります。

さまざまな投資商品がありますが、「高いリターンを得られる可能性があること≠ハイリターン」です。これを意識せずに投資をするのは危険です。



私の著書 - ズボラ投資
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