吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ネットオークション

小遣い稼ぎはたやすいが、資産運用は難しい

インターネットの世界で小遣い稼ぎのようなことをやっている人がいます。
ブックオフで仕入れてAmazonで販売のせどりもその一種です。そういう私も昔は似たようなことをやっていました。日本と海外の価格差を利用して海外から安く仕入れて、日本で高い価値で利用していました。

こういう小遣い稼ぎは極めて高い利回りで稼げます。現金を稼ぐことだけに絞れば1年で10万円を20万円にすることはかなり高い確率で実現できます。
年利回り+100%は資産運用の世界ではなかなか達成できないパフォーマンスです。しかし、小遣い稼ぎの世界ではこれがたやすい。

小遣い稼ぎの世界は一般的な株式・債券・不動産などの投資の世界とはまた別物です。
ま利回りが高いといっても得られる利益は大きくないので本格的に参入するライバルがほとんどいません。それに加えて市場が小さいので市場参加者が少なく価格が歪んでいます。

「このやり方で元本を増やすと利益も比例して増えそうだ」という意見もありますが、その多くは誤りです。資金量を増やしても投資対象がありません。
ブックオフで仕入れられる本の数も出品して利益を確保できる本の数も限りがあります。ある本が100円で仕入れて500円で売れたとしても、同じ本を100冊売ることはできません。

サラリーマン並みの給与並みの収入を得ている人もいますが、その場合は仕事のようになっており小遣い稼ぎというよりは中古販売業です。本のせどりに限らず、大体においてこの手の小遣い稼ぎは小遣い稼ぎの範囲で限界が来ます。




突然、スケールの大きな話に飛びます。
投資信託でもある一定量以上資金が集まると新規資金受け入れを断るファンドがあります。
破綻が有名なLTCMも資金が集まりすぎて運用に困ったので27億ドルを投資家に返還しています。
そのように考えると大きな資金を抱えて利益を出しているウォーレン・バフェット氏の凄さがさらに際立ちます。しかし、そのバフェット氏でも魅力的な案件が減ってきたと言い、高いリターンが期待できないバーリントンを買収したようにさすがに資金を持て余しているようです。


資金量や市場におけるポジションに応じて投資の最適戦略は変わるのでしょう。







ネット転売(広義のせどり)での海外ネットショッピング仕入れ

(転売については古物商の許可が・・・という点はご注意を)


先日のエントリーでAmazon.comなど海外サイトだと日本より随分安く買えることもあるということも書きました。その関連でせどり情報を。

「ブックオフで仕入れてAmazonなどで売る」

これがせどりの黄金パターンのようですが、仕入れるものは古本でなくてもいいわけです。そう考えた時に総合的なオークション/ショッピングサイトは極めて有効です。

先のPCバッグの件で言えば、日本のネットショップで3万円以上で売られているものが4000円ちょっとで買えます。送料込みで1万円ちょっとです。これを2万円で売れればそれなりの利益になります。(Built NYのPCバッグ/ケースがその値段ですぐに売れるかは分かりません)


さて、その時の注意点を2つ。

(1)国内仕入れが困難なモノを狙う
国内での仕入れが難しい物だと、国内価格と海外価格に乖離が大きくなりがちです。
先のBuild NYもそうですし、アバクロなども少し前までは価格差が大きかった。

(2)サイズの小さい/大量仕入れができるモノを選ぶ
PCバッグだと送料が80ドル近くになったように、サイズが大きいと送料がかさみます。せっかく商品そのものの価格差があっても送料で台無しになりかねません。
それを避けるには、送料が安く上がるサイズが小さいモノを選ぶが吉です。手の平サイズならばたいした送料はかかりません。
また、ある程度送料がかかっても、大量仕入れできるモノならば一商品当たりの送料を下げることもできます。
この2つが合わさると最高です。

ちなみに昔は転売目的ではありませんがトレーディングカードのebay仕入れを良くやっていました。日本で人気のカードをebayで安く仕入れて、日本で交換材料として使うことで効率よく高価なコレクションをそろえられました。また、トレーディングカードの場合は、何十枚買っても小さな箱でまとめて送れるので送料も安く、海外仕入れが有効な商品でした。



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