吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



データ

一人当たりの所得や世帯年収の減少で,景気の良し悪しを語る愚

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長きにわたる景気回復局面にもかかわらず,景気回復の実感が感じられないという声もあります。

そんな中,一人当たりの所得が伸びていない(減少している)ことや世帯年収が伸びていない(減少している)ことをもって,庶民に恩恵が無いかのようなことを言う主張がありますが,ちょっと待った。


「平均年収」は全員の全員の所得が上がっても下がりうる数字

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「小さい数字は倍率、大きな数字は差、絶対値を大きく」が印象操作のセオリー

AとBを比較する時に「その絶対値が小さな時は倍率、大きな時は差を取るなどして絶対値を大きく」がその違いを大きく見せる印象操作のセオリーです。

住信SBIネット銀行の3カ月定期預金が0.40%!で少しふれた「数字の印象の話」

graph001

    1. 0.1%と0.5%
    2. 50%と65%

例えば上記のような2つのパーセンテージの比較があったとします。

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飛ばないボールで作ったバレンティンの本塁打記録

※投資には関係ありません。データを見ようというお話です
※2ちゃんねる等ではすでに語られている話でもあります

バレンティンのホームラン記録に関して落語家のヨネスケ氏が批判的な意見を言って注目を集めているようです。
yonesuke

バレンティンの記録更新には何も思いません。なぜなら飛ぶボールで出した記録だなら。 (原文ママ)

バレンティンのホームラン記録は飛ぶボールのおかげだから大したことは無いという趣旨であり、なかなかに挑発的な言葉です。

そこで、ちょっと調べてみました。

以下は1993年〜2013年及び、王貞治氏がホームラン記録を作った1964年とその前後数年のホームランの記録です。(2013年は9月17日時点までの数字です)
npb_hr_1
なお、55本以上ホームランを打ったバッター及びその年度は次の通りです。
 ・2013年: バレンティン 57本 *9/17時点
 ・2002年: カブレラ 55本
 ・2001年: ローズ 55本
 ・1964年: 王 55本


●飛ぶボールの嘘
データからは飛ぶボールでホームランが出やすいだけという批判は的外れと言えそうです。
統一球を導入した2011年/2012年が極端にホームラン数が激減しており、2013年はそれよりはマシになっただけです。1993年からの比較で言えば、1試合あたりのホームラン数は2011年/2012年に次ぐ3番目にホームランが出にくいシーズンです。
敢えて言うならばバレンティンは例年よりもホームランが出にくい状況において57本のホームランを打ったでしょう。

※ホームランの出やすさを左右する要素はボールに限りません。甲子園のラッキーゾーンの有無や後楽園と東京ドームのように球場の広さなどもあります。しかし、いずれにしても2013年はホームランが出やすい環境とは言えそうにありません。


●むしろ王氏の方が恵まれていたかもしれない

1試合あたりのホームラン数は1964年の方がわずかに上
ヨネスケ氏には不都合なデータですが、王氏が55本を打った1964年の1試合あたりのホームラン数は1.64本です。1.55vs1.64と0.09本の差ですが、むしろ王氏の方がホームランが出やすい環境で達成した記録と言えてしまいます。

他選手との突出度でもバレンティンの方がわずかに上
なお、違った時代で比べるのではなく、もうひとつの比較方法として同じ時代の中でどれだけ突出していたかを見るやり方もあります。
1964年に王氏が55本を打った時のセリーグの2位は36本(クレス)でした。パリーグを含めると41本(野村)が2位でした。同リーグで言えば2位に19本差、全体では2位に14本差です。
一方、2013年のバレンティンの57本(9/17時点)を見ると、セリーグの2位は37本(ブランコ)で、パリーグの1位は28本です。同リーグでは2位に20本差、全体でも20本差です。
どちらも立派ですが、あえて優劣をつけるのならバレンティンの方が突出しています。



マスコミは今年のボールについて「飛ぶボール」なる摩訶不思議な表現をしていることがありますが、惑わされてはいけません。今年のボールは「飛ばないボール」です。(前2年が「超飛ばないボール」)

記録は破られても王氏は偉大な選手です。
メジャーリーグでもホームラン記録は破られてもベーブルースは偉大な打者として記憶されています。
自分が幼き日のヒーローへの変わらぬ尊敬を持ちつつ、新たな偉大な選手の登場を称える事はできませんかね。




2年ぶりのeMAXISの分析(データで遊んでみた)

約2年ぶりです。

2011年5月13日にeMAXISの分析 (データで遊んでみた)を書いています。
以下のように三菱UFJ投信から公開されているeMAXISのデータでグラフを作って遊びました。
そこで、eMAXISシリーズのデータを使って3つほどグラフを作って遊んでみました。
●グラフ1 : eMAXIS 全ファンド 純資産シェア
 eMAXISシリーズ全体の純資産総額の中で、各ファンドがどれだけの割合を占めているか
●グラフ2 : eMAXIS 全ファンド 資金流出入額
 eMAXIS全ファンドをあわせた日毎の資金流出入額
●グラフ3 : eMAXIS ファンド別資金流出入(20日移動平均)
 eMAXIS各ファンドの日毎の資金流出入額・・・にすると読めないチャートになったので、ファンドの資金流出入額の20日移動平均

このデータをアップデータしてみました。


◆グラフ1 : eMAXIS 全ファンド 純資産シェア
eMAXIS_Share_20130605_02
eMAXIS_Share_20130605_01

どちらも同じデータを使いましたが表現方法が違うだけです。
 ●上: 各ファンドの水位が分かりやすいように
 ●下: 全体のシェアのイメージが分かりやすいように

個別ファンドを見ると、シェアで1,2だった新興国株式と先進国株式がシェアを落としています。
特に新興国は最近の好況乗り遅れがたたってか激減しています。
先進国株式も緩やかにシェアを落としています。
日経平均&TOPIXの日本株ファンドは直近の上昇相場に乗って大きくシェアを伸ばしています。
国内リートは急伸⇒急減と荒い動きです。

面白いのは8資産均等&波乗りがゆっくりながらも徐々にシェアを伸ばしていることでしょうか。これがどこまでいくか…


◆グラフ2 : eMAXIS 全ファンド 資金流出入額
eMAXIS_CashFlow20130605

昔の流出入額がかわいく見える最近の流出入額です。
前回は2011年5月までのデータでしたが、このグラフで見るとものすごく小さくなっており、昔の分は微々たるものにしか見えません。
相場の動きと言う要因もあるのでしょうが、最近の5億円を超える資金流出入を見ると2年前と比べてeMAXISシリーズの規模がいかに大きくなったことか。


●参考:eMAXIS専用サイト



若者の海外旅行意欲は下がってないよ (少し整理してみた)

先のと同じネタですが、酔っぱらいのままテキトーに作ったもので、しっかりと整理できていなかったので分かりやすく整理してみます。
まず、テーマを整理すると「海外旅行者に占める20代の割合が21.1%(2001年)→16.5%(2011年)となっているデータを持ち出して、若者が海外旅行しなくなっているという主張はデータの読み間違いである」ということです。

海外旅行者に限らず、全体に占める各年代の割合というのは人口構成比率によって大きな影響を受けます。

以下に「もしも1000人の村」だったらという単純な例を考えてみます。
X年の旅行者数に占める各年代の比率は以下の通りです。各年代共に12.5%ずつです。
sample01

それがY年になると以下のようになりました。
Sample02

20代の比率が下がって6.7%となり、他の世代は13.3%になっています。
ここで先の触れた話では12.5%→6.7%のような全海外旅行者数に占める20代の割合の数字を見て20代が海外旅行をしなくなっていると結論付けていました。しかし、そう結論に飛びついていいものでしょうか?1000人の村の人口及び海外旅行者数を見ると少し違った風景が見えてきます。
Sample04

20代の部分だけ赤字にしてありますが、面白いことが分かります。X年はどの年代も125人のうち32%の40人が海外旅行に行っていました。
Y年になると戦争か労役か分かりませんが20代の人口が極端に減って20人になっています。しかし、その20人全員が海外旅行に行っています。一方他の年代は人数は125人⇒140人と増えましたが、海外旅行者数は40人のまま変わっていません。X年には32%の人(40/125)が旅行に行っていたのに、Y年には28.6%の人(40/140)が旅行に行くとなっています。

この数字で見ると、20代全員が海外を目指すようになったのですから「20代の海外志向は強い」という結論の方が実情に近い気がします。ただ、全旅行者数に占める割合となると絶対数が小さいので20代がどんなに海外旅行をしても影響力が小さくなっているだけです。



●本題の実際の日本の海外旅行者数に移ります。
Ryokoshasu

全旅行者に占める20代の割合は21.9%(2001年)→16.5%(2011年)と減っています。
しかし、「海外旅行者数÷人口」で実際に何%が海外旅行に行っているかという「海外旅行比率」を求めてみると、20代は20.2%(2001年)→21.3%(2011年)と増えています。そして、21.3%は依然として全年代トップの海外旅行意欲です。

20代の海外旅行意欲は減衰していないのに、全海外旅行者に占める20代の海外旅行者の割合が下がっているのは1000人の村同様に人口構造の変化で説明できます。
上の表を見ればわかるように2001年と2011年で20代の人口は1755万人→1317万人と大きく減っています。絶対数が減少しているが故に全体に占める割合となると減ってしまっているというのが実情でしょう。



私の著書 - ズボラ投資
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