吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



アンケート

その節約やポイント稼ぎには本当に価値がありますか?

「節約」、「お得なポイント稼ぎ」など賢い小技のようなものはよく紹介もされます。(特にお昼の情報番組?)

・チラシを徹底比較して、毎回商品毎に安く売っているスーパーで買う
・各種ポイントカードをお店毎に使い分ける
・アンケートサイトで小銭稼ぎ

しかし、これらの小技には実践すべき価値があるのでしょうか?
全てに価値が無いとは言いません。しかし、止めといた方がいいと思われるようなものも多々あります。節約にしろ、ポイントをためるにしろ、小遣い稼ぎにしろ、何かをやるには(経済学的な)コストがかかります。

チラシを比較するコスト、複数のお店を回るコスト、ポイントカードを作るコスト、ポイントの有効期限や利用状況を管理するコスト、ネットアンケートに答えるコスト…

これらのコストを考えた時に、得られる対価は見合ったものでしょうか?

アンケートなどは試したことがありますが全くコストに見合いません。簡単なアンケートに答えて数円、少し長くなると数十円のようなものですが、面倒くさくてすぐに嫌になってしまいました。
時間は有限であり人生は短いのだから「テンションの上がらねえことに… パワー使ってる場合じゃねぇ」(by ピコ・ノート/宇宙兄弟)となります。

チラシ比較やポイントカードの使い分けも同じです。
銭を節約する/稼ぐにもコストがかかっています。その行為そのものが面白いというわけでもなければ、見合わないものが多くあるでしょう。

#ポジショントーク







非効率的なネットアンケート

インターネットを使ってお金を稼ぐ方法はいくつかあります。
アフィリエイト、ネットオークション、ドロップシッピング、etc・・・

その中でインターネットのアンケートに答えることで換金できるポイントが貰えるサービスがあります。ネットオークションのように商品を手元にもつリスクもありませんし、アフィリエイトのような手間も要りません。
ただ送られてくる質問に答えるだけでポイントがもらえるので人気のようですが、あまりお勧めできません。

自分でも少し試してみましたが、全く割に合いません。
1回のアンケートで数円〜数十円と言うところです。例えば、gooリサーチを見ると、40問以下のクローズドアンケートで30ポイント(≒30円)です。他のアンケートサイトもだいたいは同じようなものです。
年齢、職業、普段購入する嗜好品などの情報を聞かれるプレリサーチで3ポイントです。本アンケートなどは100ポイントもらえたりしますが、問題数が多いこと多いこと・・・

1つの質問に答えるくらい簡単だと思うかもしれませんが、トータルで見るとものすごい負荷になります。

少し話がそれます。
MLBのどこかのチームの企画だった気がしますが、「(1日で)あるスタジアムの全部の座席に座ったらチケットだか豪華賞品プレゼント」というような企画がありました。そこそこ魅力的な賞品だったと記憶しています。
1つや2つの椅子に座るくらいは簡単ですし、ちょっとトライしてもいいかなという気にもなります。しかし、冷静に考えるととんでもない話です。
そのスタジアムの座席数を覚えてはいませんが、3万座席とすると3万回椅子に座るのです。1秒に1回座っても1時間で3600席にすぎません。1秒に1回ペースを8時間続けて28800席です。無謀な挑戦過ぎます。そこまでしてやる価値があるものではありません。1回や2回では簡単なことでも長いスパンで考えるととても効率が悪いといういいお手本です。

ネットアンケートもこれに通じるところがあります。1問や2問アンケートに答えることは対して苦になりません。しかし、1回のアンケートで数ポイントとして、それで1000ポイント貯めるまでアンケートに答え続けるのはかなりの苦痛です。そのガッツがあれば他で稼いだ方がもっと稼げるのではないでしょうか。


ネットアンケートをやってもいいと思うのは「その手のアンケートに答えることが好きで全く苦にならない」という人でしょう。一般の人が稼ぐ手段としてはお勧めできません。



分配金に対する誤解は根強い - 分配金が資産の取り崩しということに気づいていない?

投資信託に関するアンケート調査報告書-2010年(平成22年)
投資信託協会が実施したアンケートの結果です。

いろいろな観点での質問があって興味深いのですが、この中で『分配金の特徴認知状況』というセクションがありました(質問票では問10)。何かと議論の種になる「分配金」に関する項目です。

問10 次にあげる投資信託の「分配金」の特徴について、知っているものをお知らせください。(いくつでも)
(1)分配金額は、預金の利率のようにあらかじめ決まっているものではなく、運用成績によって変動する
 ⇒74.5%の人が知っていると回答
(2)分配金は投資信託の決算ごとに支払われる
 ⇒44.7%の人が知っていると回答
(3)分配金が支払われた額だけ、基準価額が下がる
 ⇒20.4%の人が知っていると回答

(4)投資信託の運用成績がよく、収益が出た場合は、その中から分配金が支払われる
⇒52.2%の人が知っていると回答
(5)投資信託の運用成績がよくないときには、分配金が支払われない場合がある
 ⇒49.0%の人が知っていると回答
(6)毎月分配金が支払われる商品がある
 ⇒45.9%の人が知っていると回答

質問の仕方に疑問符が付きもしますが、それはさておいて、「分配金が支払われた額だけ、基準価額が下がる」を20%しか知らないということは恐怖です。

分配金をほとんど出さないファンドばかりの場合は、この知識が無くても大きな問題にはなりません。
しかし、分配金をウリにする投資信託の購入者が多い昨今では「分配金が支払われた額だけ、基準価額が下がる」という知識がないのは致命的です。

基準価額に対して毎月1%前後の分配金を出す投資信託も少なくありません。分配金は基準価額の変動に多大な影響を与えています。それなのに分配金が出ると基準価額が下がることを知らないというのでは、資産運用として危険すぎます。

「毎月分配型」という投資信託の仕組みそのものへの議論もありますが、現実問題としては毎月分配という仕組みそのものよりも、分配金の仕組みを知らないのに分配金が多い投資信託に投資している人が多いことが問題なのかもしれません。


交付目論見書のトップや販売資料の目立つところに「分配金は特別ボーナスのようなお金ではなく投資資産からの払戻しです」という趣旨の記述が欲しいくらいですね。



老後資金を用意していますか?

不安なのに準備ができていない……ビジネスパーソンの4割が“老後難民予備軍”(Business Media誠)
 退職後に必要となる資金をどのくらい用意していますか? ビジネスパーソンに聞いたところ、平均金額は516万円だったが、「まったく準備ができていない(0円)」という人が44.3%に達していることが、フィデリティ退職・投資教育研究所の調査で明らかになった。20代男性の58.2%が「0円」と答えたほか、年収300万円以下でも57.1%が全く準備していないようだ。

20代の40%強が老後資金をある程度を用意していることが驚きです。

私はまだ現役時代に使うお金分程度しか貯まっておらず、老後資金の準備は0円です。老後資金まで手が回りません。30代でも0円が50%を超えていますが、私もここに所属するようです。(妻は一応個人年金に入っているのでこれは老後資金にカウント?)




※こういう視点で回答する人って嫌われるんでしょうね。
【他の回答例】
Q:子ども手当てを貰ったとしては何に使う?
A:貯蓄かな?家賃かも。(というか口座に入ったお金に色は無い。政府の特定目的にしか使えない特定財源じゃあるまいし、どの収入をどれに使うかなんて決めてない。)



昨今の相場環境の投資観アンケート (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)

お世話になっている水瀬さんの梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーにてインデックス投資家は、今の相場をどう考えているか? というアンケートを実施しています。

匿名+ワンクリックで選択+コメント記入だけですので、極めて簡単なアンケートです。

参加してみてはいかがでしょうか?



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
連絡先
私への連絡は下記メールアドレスまでお願いします
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