吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



さわかみファンド

過去を直視しよう - 澤上篤人氏

かつての記事にも熱心な方から何度もコメントも貰っていますが、澤上篤人氏関連の記事です。

私の手元にある日経マネーに掲載されていたモノでもありますが、先日内藤忍氏のコラムを紹介したNikkei.comの「月刊日経マネー 特選コラム」に澤上篤人の『続・ゴキゲン長期投資』が紹介されていました。

「さわかみファンド」にとって2011年8月は、もういい加減にしてくれよと文句たらたらの月だった。8月23日にファンド決算があり、12期目が終わった。せっかくの決算なのに、こんな成績ではファンド仲間の皆様に申し訳ない限りである。
 まあ、文句をたれつつも、8月の下げ相場はよく買った。うちのファンドマネジャーは、6月、7月と買いをやや抑え気味にしてきた。彼の粘り勝ちだった

長期投資を標榜する澤上氏が単年度の決算直前のパフォーマンスで文句たらたらと言うことに違和感も感じますが、それは置いておきます。
ここでは澤上氏があげている「6、7月」「8月」のパフォーマンスを見てみます。

まずは「買いをやや抑え気味にしてきた」という6、7月をチェックしてみます。
Yahoo!ファイナンスの「さわかみファンド」「日経平均」「TOPIX」の3つの比較チャートです。


6月開始時点ではさわかみファンド日経平均とほぼ並んでトップにいます。
7月末/8月頭になるとさわかみファンドTOPIXと同じ水準まで低下しています。
つまり、この3つの中で6,7月のパフォーマンスが一番悪かったのがさわかみファンドです。


次に「8月の下げ相場はよく買った」という8月を見てみます。今度はYahoo!ファイナンスでは3ヶ月のグラフになります。


8月開始時点のさわかみファンドはほぼTOPIXとほぼ同じ水準です。そして、決算日前日である8月22日には圧倒的にTOPIXから離されています。8月末までを見ても同じです。
つまり、8月で最もパフォーマンスが一番悪かったのがさわかみファンドです。

「6、7月」でも「8月」でも、100%買い持ちの日経平均TOPIXの方がパフォーマンスが良いのです。
そのような3ヶ月において「6、7月に買いを抑え気味にして、8月の下げ相場で買ったことが粘り勝ちだった」との評価を与えることは少し難しいと考えます。







澤上篤人氏のどこを許せないか

私のエントリーへのコメントも多く、他のブログでも取り上げていただいたさわかみ投信は投資詐欺なのか?。他のつまらない記事よりは話題になるかと思いましたが、予想以上の反響でした。

そんな中で、私のスタンスを1つはっきりしておきたいと思います。
私が「これはダメだ」と思っているのは、運用会社の代表が、確定したファンドの過去の話をする時に事実と異なる話をするのは許せないということです。澤上篤人氏の場合は、販売会社の代表でもあり、元ファンドマネージャでもあります。このような利害関係者のど真ん中にいる人間が実情と異なる話をしていることの1点に尽きます。


投資信託の運用報告書で投資している有価証券の銘柄や割合を偽って報告したら問題です。
実際は10年中3年間マイナスになっているにも関わらず、セミナーでファンドマネージャが「私の運用するこのXYZファンドは10年間マイナスになったことはない」と言うのは問題でしょう。
営業が過去の運用内容について虚偽の説明をして商品を売っていても問題です。


このように、運用関係者が過去のことについて虚偽の報告をすることは問題です。さわかみ投信/さわかみファンドの場合、運用会社・販売会社のトップが過去のことについて事実と異なる発言をしています。ここが許容できない点です。

ファンド運用・販売側は「少子高齢化で円安に進むはずだ」「今後は日本の製造業にチャンス」とかいろいろな宣伝トークをすることもあります。これはいいのです。これは未来予想を語っているにすぎません。筋が通っていないトンでも宣伝もありますが、それでも未来の予測なのでどう予想しようがある意味自由です。
「俺の無職の息子はファンドマネージャとして上手くやってくれるはず」なんてのもこれから結果が出る話だからOKです。それを信じるかどうかは投資家が判断すればいい話です。将来予想などを聞いてこんなファンドには投資したくないと判断すればよい。

妄言・放言でも「すでに事実は確定している過去について」と「これから事実が決まる未来について」では意味が全く異なります。運用に失敗して資産がほとんど残っていないという確定した過去があるにもかかわらず、運用報告で「皆様順調です。資産は増えています。配当も払っているでしょ。」なんて粉飾報告されていたらたまったものではありません。

さすがに、さわかみファンドの運用報告書にあるパフォーマンスが粉飾決算であるとは思っていませんが、澤上氏の発言を聞いていると・・・



さわかみ投信は投資詐欺なのか?

自分でも強烈なタイトルだと思いますが、そう思えてしまう記事がありました。

日経マネー 2011年 04月号 [雑誌]』の「澤上篤人の続・ゴキゲン長期投資 第128回 長期投資の成功モデルが出てくれば」

相変わらずかもしれませんが、この内容が酷い。

まずはウォーミングアップです。第128回のテーマ(長期投資の成功モデルが出てくれば)とあわせて以下の記述を読んでください。
仮定の話をしても仕方ないが、リーマン・ショックが発生せず「さわかみファンド」の基準価額が1万7000円あたりから反転していてくれたらと、ちょっぴり残念である。そうなっていたら「さわかみファンド」で完璧な長期投資モデルを世の人々に見てもらえたのに。

日本の大型株で300もの銘柄に分散投資しておいて、この言いざま。これは「相場が下がらずに上がり続けてくれたら成功なのに」と同じです。そんなことは株をただ買い持っている人ならだれでも言えます。澤上氏にとっての長期投資の成功とは、相場が右肩上がりに上がってくれるという相場任せのことなのでしょうか。

'08年10月に基準価額8295円にまで下がってしまった。暴落相場を買い向かうのは長期投資の本能。資金のありったけを投入して、リーマン・ショックの安値を買いにいった結果である。
 こちらとしては「ここは相場うんぬんを置いといても、買っておくところ」と、メチャメチャな安値を存分に買えたから満足であった。

澤上氏はさわかみファンドを買っている個人投資家をバカにしているんでしょうか。
日経平均やTOPIXとの比較を見ればわかりますが、ただ買い持っているだけのインデックスとパフォーマンスは何ら変わりません。安値を買いにいったならパフォーマンスが良くなってもいいはずですが、安値を買いにいかなたかったファンド(インデックスファンドなど)と違いがありません。
むしろ、このあたりの期間まではずっと前からTOPIXなどとほぼ同化しておりダメな時期でした。その後の上昇相場でファンドマネージャの首を挿げ替えて、増やしすぎた銘柄を減らして選択と集中を図ったことでパフォーマンスが上昇しています。



上記まででも十分に酷いのですが、「詐欺」とまで言いたくなったのは次の1段落。

'07年7月の基準価額2万円超えの後、サブプライムで1万7000円台まで落っこちたのは大歓迎だった。7月までの上昇相場で利益確定の売りを進め、現金ポジションを35%にまで高めてあった。それで安値をたっぷり買ってやった。そこまでは、見事な長期運用を展開していたわけだ。
(重要部分は吊られた男が太字に変更)

日経マネーにも掲載されている以下のグラフを見ると上の発言に強い違和感を覚えます。sawakami201101


2007年7月までの上昇相場で利益確定売りで現金ポジションが35%ですか?

グラフを見ると現金比率が高まった時もありますが、2007年にはどう見ても35%も現金だったと思われる時期がありません。
このグラフは月末ベースなので、1か月の中で現金比率を35%にして月末にはまたほとんどの資産を株に変えたという可能性もありますが、「7月までの上昇相場で利益確定の売りを進め」というある程度の期間での現金化をにおわせる発言と一致しません。


つまり、このグラフから推測されるのは、澤上篤人氏の「7月までの上昇相場で利益確定の売りを進め、現金ポジションを35%にまで高めてあった。」という発言はファンド運用の事実と異なるということです。

これは許されていいのでしょうか?
さわかみ投信株式会社代表取締役 兼 株式会社さわかみホールディングス代表取締役という澤上氏が、販売する投資信託について公の場で事実と異なる発表をすることは許されるのでしょうか?

運用報告書ではありません。目論見書でもありません。
しかし、投資信託の営業の現場で営業担当者が「このファンドは海外の債券にだけ投資しているんですよ(実は株式にも50%投資)」とファンドの運用情報について虚偽の説明をすれば訴訟モノです。
さわかみ投信のトップたるものがこのような発言をしていいのでしょうか?

また、投資詐欺なのかとまで書いたのは、このような虚偽の発言を平然とする態度からファンドの運用実態まで疑えてしまうことです。監査も入っているはずですから運用成績はちゃんとしているはずですが、このように平然と嘘をつくということは、「運用成績についても堂々と虚偽の報告をしているかも?」と思わせます。


さわかみファンドは「応援したい会社」に投資すると公言しており(参考:「応援したい会社」とは?)、一例として次のように言っています。
誠実で熱意や思いのある経営者が経営し、その下で一貫した企業哲学が浸透して
いて従業員の目が輝いている会社や、常に我々生活者や周辺社会の事を考えている会社
にも頑張ってもらいたいと考えております。

さて、さわかみ投信/さわかみファンドは、誠実で熱意や思い入れのある経営者のもとに運用されている会社/ファンドでしょうか?

このあたりを考えてみてもいいのではないか、と思わせる日経マネーの記事でした。



やはりファンド側の澤上篤人氏は好きになれない その3 (フォロー?)

前々回前回の続きです。


さて、先の2回で散々に書いたさわかみファンドと澤上篤人氏ですが、フォロー(?)をします。怒っている点を勘違いされても困りますので。


・パフォーマンスが良くないことは問題なし
・予想が外れることは構わない
・信託報酬が1%でも構わない

私は上記の3点は許容しています。
例えば、ベアファンドは株価が上がってしまえば損をします。でも、そういう運用方針なので仕方ありません。事前に説明している運用方針に納得して投資しているのですから、その運用方針を守ってくれるのは良いことです。逆に国内株に投資しますと言っていたのに、ゴールドに投資されていたら困ります。
予想が外れることも構いません。予想をバンバン当てられたらそれは神です。
信託報酬が高くても、それは明示されており納得して投資するのですから問題ありません。



欲しいのは誠実さです。彼には誠実さがありません。

(1)事実と反する発言
どうしても見過ごせないのは、事実と異なることを述べていることです。
『われわれ(さわかみファンド)は長期投資ファンド』『長期投資家は冬(株価下落局面)が来る前に70%-80%を利食う』など運用レポートに書いたら指導が入ります。虚偽記載もいいところです。最近の底で買って買って買いまくった発言も大嘘です。
ファンドの運用レポートと関係ない澤上篤人個人としての著書の中だから摘発の対象にはなっていませんが、だからと言って、公の場でファンドの実態と全く違うことを堂々と喧伝するのは卑劣な行為です。



(2)自分を棚に上げての他者避難
上と連動して見過ごせないのは、その架空の実績を持って他人を批判している点です。先のエントリーでも取り上げたように澤上氏は年平均12%の実績を残せていない日本のファンドマネージャ達をボロクソに言っていましたが、そんな発言ありでしょうか。



(3)反省なし
また、予想が外れた場合にまったく反省の言葉が無いことも見過ごしにくいところです。
偉大な投資家として有名なジョージ・ソロス氏も強烈なポジショントークの予想をします。そして、大きく外す事が多々あります。しかし、ソロス氏自身が「私が確かに人より優れている点は、私が間違いを認められるところです。それが私の成功の秘密なのです。」と言っているように、ソロス氏が偉大なのは誤りを認められる点です。
私のブログでも取り上げました (ジョージ・ソロス氏曰く「ドル売り、中国・インド・湾岸産油国買い、米ドル以外通貨買いは大きな見当違い」 )が、近年でもベストセラーとなった2008年の著書の『ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ』で警告したシナリオが外れた時には、ちゃんと見当違いを認めています。
一方、澤上氏は反省の色無し。原油価格が100ドルを超えて上昇した時には、『インフレの足音』(代表 澤上篤人のレポート 2008年6月)にて
1バレル135ドルの原油価格が30ドル水準まで落ち込むとは考えられない。せいぜい100ドルとか90〜80ドルあたりで下げ止まるのだろう。
と書いていましたが予想は大外れ。ソロス氏なら誤りを認めたのだろうが、澤上氏はこの予想に関する話はその後は封印してしまいおしまい。



(4)怠惰を言い訳
さわかみファンドのファンド概要には『国内外の株式等を中心に、投資対象の割合等には特に制限を設けず、積極的かつ長期スタンスの運用を行います。』とあります。
このように投資対象は「国内外の株式等」となっており、日本株には制限していません。しかし、現実の運用は日本株に限っている。これは澤上氏曰く日本株が最も有望だから日本株に投資しているとのことだが、その結果が10年でこの散々な成績。
先に書いたように、日本株という限定ルールがあったから、儲けるのが難しく失敗しただけなら構いません。しかし、さわかみファンドは国内外の株式を中心にあらゆる投資対象から選別して投資すると言った中で、あえて日本株に投資し続けました。
これは、200銘柄〜程度に投資していますが、世界で有望な企業を上位から並べるとことごとく日本企業になったということなのか?そのような世界的には誰1人として支持しないような独創的なこの判断に関して説明が必要だろう。しかし、そのような説明はない。あれだけ日本株内での話は口が滑らかですが、海外株の分析については口を閉ざしたままです。
これは澤上氏は海外の株をリサーチしていないという証左だろう。
このように運用方針に書かれたことを守っていないファンドはいいのだろうか?



うーん、フォローになっていませんね。どうしても辛口になってしまう。

パフォーマンスが悪かろうが構わないが、(1)ファンド運営者としてファンドの運用に関しての言動の一致と(2)CEOとして事実と異なる虚偽の発言をしない の2点は最低限の基本として要求したい。



やはりファンド側の澤上篤人氏は好きになれない その2

(前回の続き)

今回も、澤上篤人氏の著書である『長期投資でご機嫌な人生を』から澤上氏の言葉を引用し、それと実際のさわかみ投信/さわかみファンドの運用がどうなっているかを比べるような形で進めていきます。


P84-85
 冬に向かう前に、長期投資家は保有株を70%から80%は利食っておく。利食った資金は現金運用にまわす。
 景気が過熱気味になってきた段階から「保有株を売って現金の比率を高めていく」のは、理に適った投資行動である。この時点では金利水準が相当に高くなっており、現金運用で十分な投資リターンが得られる。
ほう、長期投資家は冬になる前に保有株を70%から80%は利食うのですか。それならさわかみ投信は冬に向かう前にどうしたのでしょう? [Answer:70%から80%も利食った事実は全くない。近似値すらない。]


P122-123
買ってはいけない暴落相場もある
 景気が相当に回復し、いまや絶頂という時期までは株式を目一杯かかえ込んでいて構わない。しかし、その景気もやや過熱気味になってきた段階からは、新規の株買いは要注意。そろそろ実りの秋。株式投資も利食い優先の段階に入っていく。
 ここから先は、株価が何かの悪材料で暴落しても買わない方がいい。実りの秋が終われば、寒い冬が到来するだけなのだから。
 もっとも、相場追いかけ型の短期張り投資家は、絶好の押し目と判断し、買い出動するに違いない。ここまでの壮大な上昇相場の熱気も残っているので、「まだまだいける。この大相場は終わっていない」とばかり、どうしても買い向かいたくなる。
 われわれ長期投資家は、もう手を出さない。なにしろ、まだ景気は悪く株価も安い間にたっぷり買っておいた。それ得十分すぎるほどの投資収益も得たのだ。これ以上は欲を膨らまさない方がいい。
 むしろ、ここできちんと利食って、現金を手にしておかないと、次の不況局面で思い切った買いができない。
悪い冗談にしか聞こえません。
さわかみファンドは、2007年夏までの株価上昇局面では現金比率が高めで、2007年夏からの景気悪化局面では株式比率が100%近い水準でした。そして、2007年時点でサブプライムローンという悪材料で株価が暴落した時に絶好の押し目と判断して買い出動しています。
これは、さわかみファンド 成長の記録グラフでもそれは読み取れますし、後述しますが『あとがき』にて澤上氏自身が買いまくったと書いています。

澤上氏のいう「われわれ長期投資家」が誰なのか理解しがたい。さわかみファンドは、澤上氏がこの著書の中で長期投資家の行動として取り上げているような行動を全く取っていない。むしろ、澤上氏が著書の中でダメ出ししている相場追いかけ方の短期張り投資家の行動こそがさわかみファンドにピッタリ当てはまる。
どうしてこれで「われわれ長期投資家」と言えるのかが不思議です。


P153
1952年から2006年までの54年間、日本株投資は年平均で13.7%にもまわっている。それも、いつどの時点で投資しても13年ぐらい経つと、自然に年13.7%前後の成績に収れんしてくるのだ。
 年平均13.7%という株式投資の収益率は、あくまで過去の実績に過ぎないが、いつどこで100万円を投資しても、15年後には686万円に増えてしまう計算となる。
いつどの時点度投資しても13年経つと年平均13.7%の利回りですか。そんな澤上氏の目には約10年で年平均1.3%くらいのファンドはどう見えているのでしょうか?
ここから3年で年平均65%位ずつ増えていって年平均13.7%になるというのでしょうか!?
さわかみファンドに100万円を設定以来15年間投資すると15年後には686万円に増えてしまうのでしょうか?


P220 - あとがき
 だからといって、なんでも構わないから投資をはじめれば良しということではない。ある程度きちんとお金が増えてくれなければ、投資する意味がない。
 投資運用は「結果が出て、なんぼ」の世界である。難しい理論を並べたり、最新の運用テクニックを駆使したところで、運用成績が積み上がってこなければ世の中のお役に立たない。
澤上先生、立派なことを言われてます。
その通りです。結果を出してなんぼの世界です。ビレッジだの応援だのと高尚なことを言っても運用成績が積み上がってこなければ意味がありません。さて、澤上氏の基準に照らし合わせるとさわかみファンドは結果が出ているのでしょうか?


 現に、7月後半から8月にかけて、米国のサブプライム(信用力の低い個人向け住宅ローン)問題で有力ヘッジファンドがいくつか解約停止に陥り、世界の金融市場は大時化に襲われた。各国の株式市場も暴落した。
 われわれ長期投資家は、1ヶ月前は想像もできなかった安値で、将来好望株を好き放題に買いまくった。
最後。澤上氏は2007年8月前後に買いまくったことで鼻高々に自慢しています。やっちゃいました。
上でも書きましたが、これにはP122-123ページの澤上氏の言葉をささげたい。

≪相場追いかけ型の短期張り投資家は、絶好の押し目と判断し、買い出動するに違いない。ここまでの壮大な上昇相場の熱気も残っているので、「まだまだいける。この大相場は終わっていない」とばかり、どうしても買い向かいたくなる。≫



澤上氏は、投資理念だけ語っている分には啓蒙活動的でそれなりにいい評価をできます。しかし、実際のファンドの運営・運用に関わってしまうと全く評価が逆になります。



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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