吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



短期投資

同じ株式に投資をしていても投資スタイルによって見えてくる値動きが異なる

NYTown_00

先月あたりから,少し株式指数の値動きが荒くなっています。

2月6日に日経平均は前日比で1047円の下落(-4.7%) ということがありました。最安値の時には1600円を超す下落だったようで一日の値動きとしては大きな値幅になります。
※参考:日本株1年超ぶり急落、米国暴落嫌気し全業種安い−値下がり2000超す (Bloomberg)

値下がり率でも見ても日次の値下がりでは大きい値下がりでしょう。 当然日経平均がこれだけ下げる中TOPIXやマザーズの株が逆行高ということはなく,これらの指数も値下がりしました。

同じ株式指数に投資をしている投資家であれば,同じような株式市場の値動きの影響を受けているはずです。しかし、投資スタイルによって見えてくる世界は違います。
ロングとショートでは利益・損失が逆になるのは当然ですが,同じロングでも投資期間によって見えてくる世界は違います。

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言い訳としての短期投資

言い訳としての長期投資で「長期投資を言い訳に使うな」といった感じの主張をしました。

そのエントリー同様に短期投資での言い訳の代表的なものを1つ上げさせてもらうと、それは


利食い千人力


これになるでしょう。ただ、びびって薄利決済しただけなのに利食い千人力と使われているケースも散見します。

利食い同様に損切りも明確にしているならいいです。それなら利食い千人力も意味を持ちます。
しかし、損を確定することを嫌がって「相場は一方向に動かない。きっと戻るはず」と損切りは遅らせながら、利益確定だけは含み益が無くなることを恐れて決済が早くなっているケースが残念ながら見られます。



・利食い千人力 
・相場は一方向に動かない

この言葉はどちらも正しいです。しかし、これを自分の都合のいいように組み合わせるのは反則です。この格言が通用するにはその前提条件があります。それを無視して格言を切り貼りしてはいけません。


さらに調子に乗って言うと、ひどい場合は損小利大が入ってきます。

・損小利大
・利食い千人力 
・相場は一方向に動かない

昨日は損小利大といっておいて今日は塩漬けかよ・・・なんてなります。


先日の「言い訳の長期投資」でもそうでしたが、一つ一つの格言そのものは間違っていないケースがほとんどです。しかし、それをその都度自分の失敗を認めない方向に組み合わせているケースになると急増します。
別に長期投資でも短期投資でもアクティブでもパッシブでもいいと思います。ただ、言い訳のためだけに都合のいい部分を組み合わせるのだけは勘弁願いたい。



私の著書 - ズボラ投資
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