吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



投資環境

着実に整備されていく投資環境 - マネックス証券の米国株式特定口座対応

すでに多くのブログでも取り上げられていますが、マネックス証券で米国株が特定口座で取引できるようになります。

対面型の大手証券会社等ではすでに外国株式の特定口座対応は進んでいましたが、いよいよネット証券からもついに特定口座するところが出てきました。続きを読む







日本の投信環境が良くならないことに対する投資家の責任

日本の投資信託環境への不満はよく聞かれます。
野村證券をはじめとして繰り返される販売手数料が高いテーマ型投信の売り付け等々・・・私も言っています。

このような環境の改善が望まれてもいますが、このような環境が続くことは投資家に原因はないのでしょうか?

投資信託を取り巻く環境が良くならないのは、今のやり方で販売・運用会社が儲かるからです。彼らが考えているのは自分たちの利益を確保することですから儲かる話に群がります。販売手数料が高いテーマ型投信の営業が続くのは儲かるから。儲からない、もしくは他に儲かる方法があれば彼らはそちらに軸足を移します。

信託報酬が安い投資信託がなかなか設定されないのは、低コスト投信を販売しても資金が集まらないからです。

「悲しいけどこれ現実なのよね」


信託報酬が安い投資信託が設定されると最初の1か月で100億円も集まるようになれば、各社が低コスト投信を設定・販売するモチベーションも上がるでしょう。
さわかみファンドの澤上篤人氏の日本株買え買え煽りではありませんが、野村證券のテーマ型投信設定時の1/10以下でも低コスト投信に資金が流れるようになれば、日本の投資信託環境は劇的に変わります。
野村證券のテーマ型投信設定時の1/10以下でもエッジの効いたファンドに資金が流れるようになれば、日本の投資信託環境は劇的に変わります。


投資家からの販売手数料・信託報酬に支えられている投資信託販売・運用会社の生殺与奪を握っているのは投資家です。投資家が資金という最強の武器を使うことで彼らを変えることができます。



投信投資家による「投資信託環境を良くする会」はどうだろう?

先の投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤーの次なる姿?では、結構厳しい意見を言いたい放題に書きました。「投信ブロガーが選ぶ」という冠を持つ以上はそうあるべきではないか・・・という立場からの意見です。

しかし、その提言が実現してしまった時には一つ問題が生じます。「投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤー」(以下FOY)設立時のひとつの目的が失われるかもしれません。「投資家の声を集めて日本の投資環境を良くしたい」という目的がありました。

やってみなければ分かりませんが、仮にアクティブファンド投資家も混ざって投票となると純資産総額費や売上ランキングに近い順位になってしまうかもしれません。単純化すると・・・
「たくさん売れているファンドはたくさんの人が買っているファンド」
→「投信ブロガーも投資家なのでたくさんの人が買っていそう」
→「買っているのだから投票する」
という流れが考えられます。
投信ブロガーは世間一般よりインデックス派や流行を追わない人が多そうですが、それでも世間一般の流れに近くなりそうです。

そこで、上の「投資家の声を集めて日本の投資環境を良くしたい」という理念を考えるためには「投資信託環境を良くする会」を設けてはいかがでしょう。
なにやら堅苦しいことを書いているようにも見えますが、堅苦しく考えずに今のFOYの体制に近いものと考えて良さそうです。そこで会員を募集し(今のFOY投票呼びかけのようなもの)、年に1回くらい意見を集めてはどうでしょう。



私の著書 - ズボラ投資
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