何と・・・

高金利通貨代表とも言えるアイスランドクローナ(ISK)の保有ポジションがマイナススワップになるという事態が発生しているようです。

ヒロセ通商の通知から抜粋
このたびISKのリスクが高まっているとの事由により、インターバンクのスワップポイントが大幅に変動し、買いポジションでもスワップポイントがマイナスになっているとカバー先から通達がありました。

一時的なものであるとの見解ではありますが、ISKのリスクが高くなっていることには違いありませんので、お取引をされる場合は、十分ご注意いただきますようお願い致します。

アストマックスの通知から抜粋
現在、インターバンク市場において、ISKのリスクが高まっているとの認識があり、参加者の多くがISKのポジション持つことを嫌気し、その結果、スワップレートが政策金利のターゲットから乖離するという現象が起こっています。これが4/7 付けのスワップにおいて発生したスワップ逆転の背景です。
かかる状況下、スワップの逆転現象がいつ正常に戻るかという見通しは立っておらず、むしろ逆転現象が継続されるリスクが高まっております。
どうやら売り買いの需要バランスが崩れて、誰もISKを欲しがらず、ISK買いでもマイナススワップという事態が発生しているようです。さすがはマイナー通貨。
流動性の問題は値段が飛びやすいことと約定しにくいことだと思っていましたが、スワップにも大きな影響を与えるのですね。

ISKとJPYで10%以上の金利差があるのにマイナススワップになるというのは、驚きです。私はISKに投資していませんが他マイナー通貨でも想定しておくべきと、いい勉強になりました。


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@吊られた男


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