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参加させていただいたインデックス投資ナイト2016も盛況に終わりました。
そんな中、懐古主義のおっさん風に想うのは手軽にインデックス投資ナイトをできる環境になったものだということです。

インデックスファンドの歴史 (2015年版)でも書きましたが、2008年の以下の動きは日本におけるインデックスファンド進歩の歴史の一つでした。
    • 2008年1月:STAMシリーズ登場 (インデックスファンド低コスト競争の幕開け)
    • 2008年4月:年金積立シリーズに新興国株式・新興国債券が追加 (初の新興国株式・新興国債券インデックスファンド)
少し昔を振り返ると,ブログを始めた2007年時点では先進国株式インデックスとしてPRUマーケットパフォーマーに投資していましたが信託報酬は0.8%。今では高コストとか言われそうですが、当時はこれでも信託報酬は低かった。
新興国株式インデックスについてはインデックスファンド自体が存在せず、HSBC BRICsでBRICsと呼ばれた4カ国に投資したり、メルハバという投資信託でトルコに投資したり……

今の三井住友のDC専用からの転換ファンド<購入・換金手数料なし>シリーズたわらノーロードシリーズのコスト水準は極限にかなり近づいています。あとは新興国株式・債券の低信託報酬化がもう一歩進んだら基本的なインデックス投資のツールはほぼ完成形でしょうか。

新興国株式・債券の信託報酬がもう一声低くなれば、これから20年30年とインデックス投資を続けるにしても、新しいファンドが出ても気にせずに「今選んだ信託報酬が低いファンドをずっと持ち続けてて良い」と言えるようになるかもしれません。


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