個人型確定拠出年金ナビ www.dcnenkin.jp

個人型確定拠出年金ナビというサイトをオープンしました。確定拠出年金教育協会というNPO団体が運営するサイトです。

【ここがすごい1】 各金融機関の取扱商品を知ることができる

個人型確定拠出年金の各金融機関の取扱商品を知ることは容易ではありませんでした。
例えば、確定拠出年金マニアの間では信託報酬が低いことで有名だった琉球銀行ですが、琉球銀行は本家のサイトですら取扱商品の紹介が無くどんな商品があるのかはマニアが問合せをして調べるなどしていました。

しかし、個人型確定拠出年金ナビがあればそんなことをする必要はありません。個人型確定拠出年金ナビではそのような商品情報が提供されています。
トップページの[商品内容を調べる]というリンクから金融機関一覧へ移動でき、そこで商品内容を見たい金融機関の[詳細閲覧]へアクセスすると商品一覧が表示されます。
個人型確定拠出年金ナビ 金融機関 商品内容

ここには信託報酬及び信託財産留保額も記載されています。

※参考: 確定拠出年金のメリット/デメリットまとめ

【ここがすごい2】 各金融機関の手数料がわかる

金融機関を選ぶ判断材料として、取扱商品の他に手数料が重要です。その手数料も一覧形式で提供されています。
個人型確定拠出年金ナビ 金融機関 手数料


個人型確定拠出年金選びの最終兵器かもしれない

このサイトは個人型確定拠出年金選びの最終解かもしれません。まさに欲しかった金融機関比較の情報が分かりやすく載せられています。

でも要望あり: 金融機関横断での商品一覧が欲しい

個人型確定拠出年金選びの最終解かもしれません」と書きましたが、要望もあります。全金融機関横断での商品一覧が欲しいところです。そして、商品一覧画面からその商品を取り扱っている金融機関を知ることができるようにしてほしい。
この機能があれば、一番信託報酬が安い投資信託を見つけて、その投資信託を取り扱っている金融機関を調べることができます。

投資/資産形成における非課税口座としてNISAが注目されていますが、老後資金確保の仕組みとしては確定拠出年金に期待しています。
企業型確定拠出年金は企業側の都合もあってそれなりに浸透してきていますが、個人型確定拠出年金は利用者が21万人強(2015年3月末時点)にとどまっています。こういう環境が整うことで少しでも個人型確定拠出年金が広まってほしいものです。



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