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SBIカードのポイントプログラムが2015年10月1日から改定されるというお知らせがありました。(レギュラーカードについて→年会費・SBIカードポイントプログラム・ショッピング手数料率等改定のお知らせ)

大きな変更点としては次の2点。
    • 年会費が無料から有料になった
    • ポイント交換レートの悪化

年会費が無料から有料になった

従来は年会費は無条件で無料でした。しかし、改定後は972円の年会費が発生します。年間利用額が10万円以上なら無料ということですので、そこそこ使っていくなら影響はありませんが、ポイント獲得のためだけに持っていた人などは影響を受けそうです。

ポイント交換レートの悪化

従来のキャッシュバックレートは以下のようになっていました。
    • サークルプラスポイント5,000ポイント→5,000円
    • サークルプラスポイント10,000ポイント→12,000円
ところが改定後は以下のようになります。
    • サークルプラスポイント3,000ポイント→1,000円
    • サークルプラスポイント5,000ポイント→2,000円
    • サークルプラスポイント10,000ポイント→5,000円
10000ポイントで1.2%→0.5%と大きくレートが悪くなっています。

SBIカード自体はクレジットカード業界ではマイナーな存在ですが、投資信託を使った投資家の間では有名なカードでした。SBI証券の投信マイレージのレートアップのためにSBIカードを保有している投資家も多く、このレート悪化に対して嘆きの声も多数聞かれます。

※SBI証券の投信マイレージ及びSBIカードを使ったキャッシュバックの仕組みの説明 (SBI投信マイレージサービス / SBIポイントモールのポイントが【1ポイント=1.2円】へより)

SBIカード ポイント キャッシュバック


このブログでも以前にカブドットコム証券の判断に思うSBI証券のリスクとしてポイント制度の改悪リスクに言及しましたが、今回はSBIカードのポイント制度変更という形で現実化してしまうようです。


でもね……

ポイント付与条件は良くなる (利用額に応じたポイント付与)

上記のように年会費発生&交換レート悪化を嘆くのは分かりますが、これを取り上げているようなブログでも触れられていないのが、以下の文言。
  • ※別途、年間のご利用金額に応じたボーナスポイントを予定しております。

具体的な数字は出てきてませんが、利用金額に応じてボーナスポイントを獲得できるようです。
全体的な改悪傾向を見るとここにあまり期待しすぎてはいけない気もしますが、この条件によってはそれほど悪くない可能性もあります。

SBIカードの是非に関しては続報を待ちたいところです。



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