morningstarlogo

モーニングスター社が2011年、2013年と出していた"Global Fund Investor Experience Report"の2015年版が公開されています。
Morningstar Announces Findings from Fourth Global Fund Investor Experience Report; Korea and United States Score the Best

この資料では、25か国(地域)の投資信託環境を以下の4つの観点から評価しています。
    • Regulation and Taxation (規制と税制)
    • Disclosure (情報開示)
    • Fees and Expenses (手数料と経費)
    • Sales and Media (販売と報道)

総合及び各項目のレーティングをまとめた表は以下の通り。
morningstar_country25_2015

総合では韓国とアメリカがトップのA評価となっています。次いでオランダと台湾がA-でランクイン。日本は下から数えたほうが早いという残念な結果になっています。
韓国の投資信託環境は完全にノーマークで予想外な順位でした・・・

事実上の一位は韓国

しかし、上のレポート中にも記載されていますが、「手数料と経費」の項目に重要な補足情報があります。アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、オランダではアンバンドルとなっており運用報酬は低めに報告されているようです。実際の投資家が払っているトータルコストとしては報告よりも1.0〜1.5%程度高くなるようです。


株式ファンドのコストは高くないが、債券ファンドのコストが高い日本

以下は債券ファンドと株式ファンドのエクスペンスレシオの比較表です。これで見ると日本は株式ファンドのエクスペンスレシオはそれほど高くないが、債券ファンドのそれは高いようです。(クリックで拡大します)
morningstar_er_fixed
morningstar_er_equity

日本の個別評価は45ページ、123〜127ページに記載

各国の個別評価は後ろの方についていますが、45ページ目に1ページサマリーが、詳細な説明が123〜127ページに書かれています。
他国との比較という目線で日本の投資信託環境がどうなっているのかという記述はなかなかに目新しいので面白い読み物です。




【関連コンテンツ】