ETFというと投資信託より信託報酬が安いとされることがよくあります。

いくつかは日本でも購入可能であるアメリカのバンガードのETFなどは低コストの代表格であり、日本の投資信託よりも低コストなもの多数です。また、日本国内のインデックスファンドとETFを比較しても全体的にETFの方が低信託報酬になっています。
以下はバンガードの代表的ないくつかのETFになります。
TickerIndexExpense
Ratio
VTICRSP US Total Market0.05%
VWOFTSE Emerging Market0.18%
VEUFTSE All-World ex-US0.15%
VTFTSE Global All Cap0.19%
非常に低いコストです。

しかし、これはバンガードの商品が低コストというだけであり、ETFの方が投資信託より必ずしも低コストということではありません。

バンガードはMutual Funds(投資信託)の場合、Admiral Shareというシステムがあります。最低投資金額が1万ドルからなどと条件が厳しくなっていますが、Admiral ShareのエクスペンスレシオはETFと同等になっています。
 ●VTI ⇒ VTSAX
 ●VWO ⇒ VEMAX
 ●VEU ⇒ VFWAX
 ●VT ⇒ 該当無し

残念ながらVTに相当する投資信託はInvestor Shareしかなくエクスペンスレシオは0.35%となっていますが、他はAdmiral Shareがあり、Expense RatioはETFと同じです。

※VTには投資できなくても、Admiral Shareの2つを使うことで同じようなポートフォリオを組むことはできます。
  • Vanguard Total International Stock Index Fund Admiral Shares(エクスペンスレシオ:0.15%) + Vanguard Total Stock Market Index Fund Admiral Shares(エクスペンスレシオ0.05%)

Admiral Shareは最低投資額1万ドルなど、やや高めの条件が設定されていますが、少し資産がたまってくれば十分に購入可能な水準です。



さて、このような条件だった場合、インデックス投資家はETFを活用するかインデックスファンドを活用するか?
私はインデックスファンドを使いたいと思います。低コストインデックスファンドを使った投資法こそが私の希望する長期分散投資のスタイルです。

バンガードの共同運用スタイルだからこそ実現が容易ということもあるかもしれませんが、日本でも信託報酬がETFと同水準の投資信託が出てきてくれないものでしょうか。バンガードに習って初期投資額の最低100万円、追加購入の最低額1万円でも構いません。

※参考:高い最低投資額、少額投資に手数料の運用/販売会社を待つ



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