「理解できないものには投資しない」

これは投資の世界で語られる基本的な心構えです。

何に投資しているのかを理解できないようなものに投資してはいけません。
知人がここ数年間で儲かっているという話を聞いたから自分も中身は何だかわからないけど●●ファンドを1000万円購入のようなことをしてはいけません。

加えて今回書いておきたいのは「販売会社/代理店に何かあっても対応できるものに投資しよう」

例えば預金。
預金はABC銀行が倒産したとしても元本1000万円までは利子を含めて預金保護機構で保護されて自分に返ってきます。

例えば上場株式。
XYZ証券が潰れても東証に上場している株券は分別管理されており保護されます。仮にこの法令に違反する悪徳業者だったとしても投資者保護基金で1000万円までは補償されます(投資信託も同様)。

上のような制度を理解して、銀行や証券会社などが潰れたりしても自分で何とかできる投資商品は投資に適しています。(その先には投資戦略をどうするなどがありますが、まずは第一関門クリア)


では、不動産投資はどうか?
ワンルームマンション経営などの勧誘もあります。その際に「弊社がサポートしますから」のような謳い文句で勧誘する業者もいます。しかし、その業者が突然破綻したらどうでしょう。
預金などと違って国などが助けてくれることはありません。そのワンルームマンションをどう経営・処分していくかは自分で考えなくてはいけません。
つまり、自分でマンション経営できる/投資をクローズできるという人でないならワンルームマンションの経営はするべきではないでしょう。


これは海外ファンドなどでも同じです。
何らかの代理店や投資助言会社やアドバイザーなどが素敵な海外投資話を持ちかけてきます。ワンルームマンションと同じように「私たちがサポートします」のように言ってきます。

しかし、彼らが何年後もサポートしてくれる保証は全くありません。大企業さえも先行きが保証されない中、海外投資等を進めてくるのはもっと将来性に不安があるモノたちばかりです。むしろ30年後に生き残っている可能性の方が低いんじゃないでしょうか…
それなのに「プロが間に入ってサポートしてくれるから安心」などと勘違いしてホイホイと投資をしてしまうのは非常に危険でしょう。いつ梯子が外れるか分かったものじゃありません。


海外の素敵なファンドをご紹介されたとして、その仲介業者がいなくなった時に自分で何とかできますか?

この質問に「YES、仲介業者などいなくても自分でできる」と答えられる人ならば、何らかの代理店や投資助言会社やアドバイザーなどが素敵な海外投資話に乗ってもいいでしょう。
「仲介者などいなくても自力でできる人こそが仲介者を利用して投資してよくて、仲介者がいないと困る人は仲介者を利用して投資するのはやめた方がいい」という逆説的な話にもなりますが、これが投資の基本スタイルだと考えています。



●まとめ
海外ファンドでも絵画でも骨董品でもワインでも、どんな投資でも同じです。
販売会社、代理店、仲介者などがいなくても自分で何とかできるというのでなければ投資はしない方がよいでしょう。

特に海外モノはそうです。海外に代理店があるから大丈夫と任せていて、突然海外の代理店がいなくなって困るようではいけません。


・自分が理解できるもの
・販売会社、代理店、仲介者がいなくても何とかできるもの


投資するなら上の2つの条件を満たすものに投資することを強く推奨します。


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