パッシブ投資(インデックス投資)を始めるにあたって、私が入門編としてお勧めと考えている3冊です。


内藤忍氏、竹川美奈子氏、山崎元氏。
この3人はパッシブ投資(インデックス投資)の個人投資家向け普及にあたってよく名前を聞く方々かと思います。
お勧めの理由の1つはそれです。今の日本においてパッシブ投資(インデックス投資)で代表的な人が何を書いているかを読んでおくのは基本編としてはいいでしょう。

以下は個別の推奨理由を書きます。

(1) 内藤忍の資産設計塾【第3版】

この本は、パッシブ投資(インデックス投資)について学ぶ本ではありません。それ以前に世の中にはどんな投資商品があるのかを知ることができる貴重な本です。
株式投資の本、FXの本、不動産投資の本…のように各種投資アセット別/手法別の本はありますが、そもそも、そのような投資商品がどんなものかを簡単に説明した本はありそうでなかなかありません。いきなり、投資信託のパッシブ投資(インデックス投資)本に飛びついて投資するのではなく、まずは世の中にはどんな投資商品があるかを知っておくべきでしょう。
この本の中では内藤氏がいろいろ投資の考え方について書かれていますが、個人的にはそこよりも各商品の紹介の方に価値があると思っています(笑)


(2) 投資信託にだまされるな![新版]

細かい理論はさておいて、パッシブ投資(インデックス投資)の具体的なイメージが簡単にわかる本です。
パッシブ投資(インデックス投資)の右も左もわからない人にとって、具体的なイメージを提示してくれるこの本は、第一歩として優れた本だと思います。(理屈っぽい話は次の山崎元氏の本で…)


(3) 超簡単 お金の運用術

当ブログ経由で購入された本ランキング (2012年)でも書きましたが、山崎元流投資術を知るなら推奨したい1冊です。
何もわからないど素人の状態で読むと厳しいですが、先の『内藤忍の資産設計塾【第3版】』『投資信託にだまされるな![新版]』を読んだ後であれば、だいぶ理解しやすくなっている本だと思います。
この本は、何でパッシブ投資(インデックス投資)が良いかがしっかりと書かれているので、裏付けを持ったパッシブ投資(インデックス投資)をできるようになるでしょう。


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