直販投信の合同サイトとして直販投信.jpというサイトができていました。
参加会社は以下の7社です。
・さわかみ投信
・ありがとう投信
・セゾン投信
・クローバー・アセットマネジメント
・コモンズ投信
・レオス・キャピタルワークス
・鎌倉投信
この7社の投信残高は、大御所のさわかみ投信2000億円、セゾン投信600億円を除くとまだ〜数十億円という規模の運用会社の集まりです。「野村のXXXファンドが1000億円の設定額」のようなニュースがある中では、微々たる金額です。
このような規模の小さい会社が個々に騒いでも発信力が弱いので、集まることで話題にもなりますし、単純ですが有効な方法です。
なお、ユニオン投信は参加していないようです。私たちの誓いやリレーブログにその影が見えるようにユニオン投信は直前まで参加交渉をした結果、下りたようにも見受けられます。
とは言え危惧する点もいくつかあり、私はこちらの方が期待感よりもはるかに強い。
●寄せ集め集団で当たり障りないことをやって終わらないか?
まず、直販投信.jpを見た時に思ったのはネット投信4社が集まった資産倍増プロジェクトです。(別にURLが以下のように似ていうからじゃないですよ)
・直販投信.jp→http://chokuhan-toshin.jp/
・資産倍増プロジェクト→http://net-toushin.jp/
11月26日時点のサイトを見ていると同じような匂いを感じてしまいます。
各社が集まって協調しようとなると当たり障りのない結論になることが多い。各社が自社の強みをアピールすると、それが参加している他社の欠点を指摘していることにもなりかねないので協調を前提にすると、そのようなことが書けなくなります。
ネット証券4社の資産倍増プロジェクトも同じような構図でした。普段はさんざんにお互いの株式手数料が他社より安いだとか細かいレベルで競い合っているのに、資産倍増プロジェクトではピタリとネット証券間競争が無くなり、ただ「ネット証券の方が手数料が安いことが多いよ」というだけの主張に成り下がってしまいました。
直販投信.jpもそうなる可能性が高いのではないかと危惧しています。
●理念と参加会社の実情は一致している?
トップページのバナーで「本物の長期投資を追求する直販投信」という綺麗な言葉を掲げていますが、参加投信会社の顔ぶれを見て本当にそう言えるでしょうか。本物の長期投資として資金を託せる7社及び取り扱いファンドなのか…
「直販投信では、各社とも投資の中身や運用にかける思いまでお客さまに直接お伝えすることができます」とありますが、本当に非直販投信より思いを届けていますか?
月次レポートがどんどん薄くなって機械的な運用コメントを出す程度になっていませんか?HPのセミナー情報では次回セミナーの告知だけで過去セミナーの内容など残していない作りになっていませんか?
本当にその崇高な理念を満たしていますか?
●直販投信そのものへの疑問も?
現実的にはレオス・キャピタルワークスが非直販ファンド2本を運用しているように参加会社が必ずしも直販に限っていないという実態もあります。直販に拘る会社もあるでしょうが、直販に縛られない会社も出てきているようで直販という区切りそのものが怪しくなってきているようにも見受けられます。
マイナス面を多く書いた評価になりましたが、この直販投信.jpはどうなるでしょうか。
参加会社は以下の7社です。
・さわかみ投信
・ありがとう投信
・セゾン投信
・クローバー・アセットマネジメント
・コモンズ投信
・レオス・キャピタルワークス
・鎌倉投信
この7社の投信残高は、大御所のさわかみ投信2000億円、セゾン投信600億円を除くとまだ〜数十億円という規模の運用会社の集まりです。「野村のXXXファンドが1000億円の設定額」のようなニュースがある中では、微々たる金額です。
このような規模の小さい会社が個々に騒いでも発信力が弱いので、集まることで話題にもなりますし、単純ですが有効な方法です。
なお、ユニオン投信は参加していないようです。私たちの誓いやリレーブログにその影が見えるようにユニオン投信は直前まで参加交渉をした結果、下りたようにも見受けられます。
とは言え危惧する点もいくつかあり、私はこちらの方が期待感よりもはるかに強い。
●寄せ集め集団で当たり障りないことをやって終わらないか?
まず、直販投信.jpを見た時に思ったのはネット投信4社が集まった資産倍増プロジェクトです。(別にURLが以下のように似ていうからじゃないですよ)
・直販投信.jp→http://chokuhan-toshin.jp/
・資産倍増プロジェクト→http://net-toushin.jp/
11月26日時点のサイトを見ていると同じような匂いを感じてしまいます。
各社が集まって協調しようとなると当たり障りのない結論になることが多い。各社が自社の強みをアピールすると、それが参加している他社の欠点を指摘していることにもなりかねないので協調を前提にすると、そのようなことが書けなくなります。
ネット証券4社の資産倍増プロジェクトも同じような構図でした。普段はさんざんにお互いの株式手数料が他社より安いだとか細かいレベルで競い合っているのに、資産倍増プロジェクトではピタリとネット証券間競争が無くなり、ただ「ネット証券の方が手数料が安いことが多いよ」というだけの主張に成り下がってしまいました。
直販投信.jpもそうなる可能性が高いのではないかと危惧しています。
●理念と参加会社の実情は一致している?
トップページのバナーで「本物の長期投資を追求する直販投信」という綺麗な言葉を掲げていますが、参加投信会社の顔ぶれを見て本当にそう言えるでしょうか。本物の長期投資として資金を託せる7社及び取り扱いファンドなのか…
「直販投信では、各社とも投資の中身や運用にかける思いまでお客さまに直接お伝えすることができます」とありますが、本当に非直販投信より思いを届けていますか?
月次レポートがどんどん薄くなって機械的な運用コメントを出す程度になっていませんか?HPのセミナー情報では次回セミナーの告知だけで過去セミナーの内容など残していない作りになっていませんか?
本当にその崇高な理念を満たしていますか?
●直販投信そのものへの疑問も?
現実的にはレオス・キャピタルワークスが非直販ファンド2本を運用しているように参加会社が必ずしも直販に限っていないという実態もあります。直販に拘る会社もあるでしょうが、直販に縛られない会社も出てきているようで直販という区切りそのものが怪しくなってきているようにも見受けられます。
マイナス面を多く書いた評価になりましたが、この直販投信.jpはどうなるでしょうか。
【関連コンテンツ】
ここに挙げられた投信会社ではPFを公開しているなどは良い点だと考えています、それによって自分にあっているのかを判断する事ができます。
例えば、さわかみ投信の事例では分散し過ぎで疑似インデックスを作ってしまっていて、自分には合いそうにありません。
PFを作るからには「美しい」「社会貢献」とかではなくて、利益の源泉を知りたいと考えています。
そこは説明責任があり、そこを知った上で投資するのかどうかの判断になると思います。