先の「何故、投資信託でコストを重要視するのか」というエントリーで、投資信託において高コストの投信は低パフォーマンスの傾向があるという話をいくつかの実証研究を紹介しながら書きました。
しかし、誰もがそれを盲目的に受け入れているわけではありません。
ちょうどこの10月にもタイムリーに反論記事が出ていました。
・A 401k Must Read: Mutual Fund Expense Ratio Myth Busted (Fiduciary News)
この記事では、以下のようなグラフを示しています。これは2012年8月31日のデータを使い、ファンドの2011年の年間リターン及び10年間の年平均リターンのグラフです。
2011年の年間リターンについては補足が必要でしょう。
これだけでは「何だマイナスの相関なんだから反論になってないじゃないか」で終わってしまいます。
このレポートでは、インデックスファンドも同じ条件でコスト/リターンでマッピングして相関係数を計算しています(リンク先を見てください)。その時は相関係数は-0.92でした。一方、アクティブファンドでは負の相関ですが相関係数は-0.18です。
インデックスファンドではコストとリターンの関係は明白だが、アクティブではインデックスほどコストがリターン差を決める決定力は無いことを示しています。
10年のグラフでは正の相関となっており、これはそのままで反論に使えるグラフです。
しかし、誰もがそれを盲目的に受け入れているわけではありません。
ちょうどこの10月にもタイムリーに反論記事が出ていました。
・A 401k Must Read: Mutual Fund Expense Ratio Myth Busted (Fiduciary News)
この記事では、以下のようなグラフを示しています。これは2012年8月31日のデータを使い、ファンドの2011年の年間リターン及び10年間の年平均リターンのグラフです。
2011年の年間リターンについては補足が必要でしょう。
これだけでは「何だマイナスの相関なんだから反論になってないじゃないか」で終わってしまいます。
このレポートでは、インデックスファンドも同じ条件でコスト/リターンでマッピングして相関係数を計算しています(リンク先を見てください)。その時は相関係数は-0.92でした。一方、アクティブファンドでは負の相関ですが相関係数は-0.18です。
インデックスファンドではコストとリターンの関係は明白だが、アクティブではインデックスほどコストがリターン差を決める決定力は無いことを示しています。
10年のグラフでは正の相関となっており、これはそのままで反論に使えるグラフです。
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