2012年9月の投資信託の資産流出入ランキングです。
ソースはいつも通り、QUICK MoneyLife

まずは資産流入上位10ファンド。
1. 日興グラビティ・ファンド (633億円増加)
2. フィデリティ・USリート・ファンドB (376億円増加)
3. 米国ハイ・イールド債投 豪ドル (284億円増加)
4. G好利回りCB12-09(円H)限定追加 (240億円増加)
5. 米国リート・プレミアムF 通貨プレ (187億円増加)
6. ピクテ新興国インカム株式F (182億円増加)
7. G・グレートコンシューマー株式F(H有) (181億円増加)
8. 日興ピムコ・ハイインカム・ソブリン リラ (161億円増加)
9. ニッセイオーストラリア高配当株F (133億円増加)
10. ブラジル・ボンド・オープン (130億円増加)

日興グラビティ・ファンドが首位です。これは其の名前からも強力なインパクトがあります。何と言ってもグラビティですよ、グラビティ。(Gravity:重力/引力)
中身を知らなくても名前から凄そう。このファンドを買いたくなるように貴方を引き付けるグラビティがありそうです。
中身は日興のページに書いてある通り、グラビティ理論を駆使して投資するという素晴らしいファンドのようです。(棒読み)

そして本題である、資産流出ファンドのトップ10。
1. 短期豪ドル債オープン (626億円減少)
2. グローバル・ソブリンオープン (290億円減少)
3. ダイワ・US-REIT・オープンB (234億円減少)
4. ダイワ・グローバルREIT (206億円減少)
5. ワールド・リート・オープン (145億円減少)
6. ピクテグローバルインカム株式F (145億円減少)
7. アシュモア新興国財産3分法レアル (139億円減少)
8. グローバル・ハイ・イールド(資源国) (132億円減少)
9. エマージングボンドファンド ブラジルレアル (125億円減少)
10. 新光US-REITオープン (113億円減少)

前月には王者グロソブダイワ・グローバルREITによって首位の座から落ちてしまいましたが、今月もグロソブそのものは順調に290億円の流出と調子を保っています。
しかし、今月は相手が悪すぎました。
短期豪ドル債オープンが626億円の減少と好調期のグロソブ並の流出額を記録されてしまっては仕方ありません。
 ※短期豪ドル債オープン(毎月分配型)、分配金引き下げで過去最大の純資金流出 (モーニングスター)

大型ファンドの分配金引下げラッシュに伴って資金流出額が増えるケースが出てきているので、今後もグロソブが流出額トップを取るのは以前のように容易いことではなさそうです。


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