2012年8月の投資信託の資産流出入ランキングです。
ソースはいつも通り、QUICK MoneyLife


まずは資産流入上位10ファンドから。
1. フィデリティ・USリート・ファンドB (348億円増加)
2. 米国ハイ・イールド債投 豪ドル (348億円増加)
3. ピクテ新興国インカム株式F (201億円増加)
4. 日興ピムコ・ハイインカム・ソブリン リラ  (173億円増加)
5. 米国リート・プレミアムF 通貨プレ (169億円増加)
6. G好利回りCB12-08 円H 限定追 (141億円増加)
7. ツインポート中国株&米HY債 限追H有 (141億円増加)
8. ニッセイオーストラリア高配当株F (139億円増加)
9. オーストラリア公社債ファンド (125億円増加)
10. BAMワールド・ボンド&カレンシー・F (117億円増加)

フィデリティ・USリート・ファンドBが首位ですが、これはREITで分配金引き下げが続く中で分配金100円を守ったせいかでしょうか。
また、米国REITの猛威が去ったせいか顔ぶれも多様になっています。ハイイールド債、限定追加、アジア高配当株、豪ドル、リラ、中国株…
オーソドックスなファンドが無いのが残念ですが、多様なファンドがランクインしているのは好感を持てます。とは言え複雑なファンドが多い点は良くない…


そして本題である、資産流出ファンドのトップ10です。
1. ダイワ・グローバルREIT (307億円減少)
2. グローバル・ソブリンオープン (293億円減少)
3. 新光US-REITオープン (258億円減少)
4. ワールド。リート・オープン (253億円減少)
5. グローバル・ハイ・イールド(資源国) (220億円減少)
6. ダイワ・US-REIT・オープンB (191億円減少)
7. アシュモア新興国財産3分法レアル (169億円減少)
8. ピクテグローバルインカム株式F (137億円減少)
9. ドイチェ高配当インフラ関連(レアル) (113億円減少)
10. マイストーリー分配型(年6回)B (111億円減少)

ついに…
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絶対王者グロソブが資金流出1位から転がり落ちました。

ダイワ・グローバルREITが1位です。ダイワ・グローバルREIT以外にも上位には海外/US REITがランクインしており、ことごとく先月から大きく流出額を増やしています。
分配金引き下げの影響が大きかったことが予想される結果です。


グロソブの月間資金流出額は300億円弱を保っているので来月はまた首位を取り戻すかもしれません。来月のランキングが楽しみです。


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