私もそうですが、何か所からも午堂登紀雄氏の「「インデックス投資だけでは勝てない」と私は断言する」というAll Aboutの記事がおかしいとする意見がありました。(私からの批判は「午堂登紀雄氏による午堂登紀雄氏批判」)
午堂登紀雄氏はこれがムカついて仕方なく、反発せずにはいられなかったらしいです。

午堂登紀雄氏は、批判を受け入れてこそ投資家は進化するという新しい記事を書いています。(おしゃかさまさんから情報を頂きました)
その中に以下のような記述があります。
自分の投資法を批判されてムカつき、反発したとしても、その後の対処法としては、人は二種類に分かれます。

「そんな方法があるなら、試しにやってみるか」「自分にもできるかもしれない」と好奇心とチャレンジ精神を持って行動する人と、「そんな方法で儲かるはずがない。そいつがウソを言っているか特殊な例だろう」と批判し、自分の正当性を主張して終わる人に。
ここでもったいないのは、反発して終わる人です。自分のやり方では成果が出ていないから、あるいはもっと成果を出したいから情報を得て学んでいるはずなのに、「そのやり方は自分には合わない」「自分はそうは思わない」「そんな方法は儲からない」と、固定観念と反発の感情で切り捨てます。
成果が出ていて自分の方法論に自信があれば、他人の意見などスルーできますが、そうでなければ、反発しないと自尊心が保てないのです。それはつまり、自分の考え方にしがみついて変えようとしないわけですですから、自分と異なるものは、どんな話を聞いても本を読んでも、今までの自分を再生産するだけで、進化は望めません。


なるほど、という内容です。
午堂登紀雄氏は「「インデックス投資だけでは勝てない」と私は断言する」に対する批判にムカついたようです。
そして、この批判を受け入れて好奇心とチャレンジを持って行動することはできなかった。さらに、自分に自信があって他人の意見をスルーすることもできなかったようです。
だから反発記事を書きました。
反発しないと自尊心が保てなかったようです。午堂氏自身がそう書かれています。
資産を増やした経験があるので、それを凄いと社会に認めて欲しいという社会的欲求があってコラムを書いているのでしょうが、プライドはあってもその方法には全く自信が無いようです。
だから反発せずにはいられなかった。


(自分が儲かっているかはムカつく/ムカつかないにあまり関係無いのではないかと。理論や手段の議論においては、理屈として筋が通っているか/通っていないかが重要。)


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