2012年1月の投資信託の資産流出入ランキングです。
ソースはいつも通り、QUICK MoneyLife

1. アジアハイイールド債券(通貨選択) (435億円増加)
2. ダイワ米国リート・ファンド (350億円増加)
3. ピクテ新興国インカム株式F (341億円増加)
4. 短期豪ドル債オープン  (339億円増加)
5. ダイワ・US-REIT・オープンB (315億円増加)
6. 米国ハイ・イールド債 豪ドル (217億円増加)
7. エマージングボンドF豪ドル (205億円増加)
8. アジアハイイールド債券(円) (170億円増加)
9. ダイワ日本国債ファンド (161億円増加)
10. G高配当株プレミアム(通貨セレクト)毎月 (150億円増加)


資金流入トップ10は上記のとおり。
新規設定のアジアハイイールド債券が入ってきましたが、他はおなじみの顔触れです。短期豪ドル債オープンをはじめ豪ドルが強く、US REITも好調です。
依然として売れているファンドもありますが、レアルの異常なまでの人気は完全に収束したと言えるでしょう。。


そして、この定例ウォッチの本題である資産流出トップ10ファンド。
1. グローバル・ソブリンオープン (615億円減少)
2. ダイワ・グローバル債券ファンド (339億円減少)
3. グローバル・ハイ・イールド(資源国) (335億円減少)
4. ダイワ・グローバルREIT (228億円減少)
5. ダイワ外国債券F ダイワスピリット (213億円減少)
6. ドイチェ高配当インフラ関連(レアル) (189億円減少)
7. グローバルCB投信 資源国通貨 (178億円減少)
8. ラサール・グローバルREIT (169億円減少)
9. ピクテグローバルインカム株式 (144億円減少)
10. 新光US-REITオープン (131億円減少)

絶対王者グロソブの流出額は615億円と前月(657億円)から減りました。2か月前は800億円を超えていたことを考えるとかなりの縮小幅です。(でも相変わらずものすごい金額)

さすがに資金流出が収まってきたと思いたいところかもしれません。しかし、年末年始の休みがある12月と1月ですので、営業日ベースでの流出ペースで考えると油断できません。
600億円の流出が続くともう30カ月もちません。2012年末にはどうなっているかがかなり楽しみな水準になってきています。

グロソブの陰に隠れていますが「グローバル債券」「グローバルREIT」「ダイワスピリット」のダイワ3兄弟も安定して上位キープです。


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