投資では1年間を区切りとして成果を振り返ることがあります。
●[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資のスタイルで1年を振り返った時に、成功/失敗のメトリックスは何でしょう?
30年といった長期であれば、その投資スタイルの結果であるパフォーマンスで測定してもいいでしょう。
しかし、[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]では短期のパフォーマンスはコントロールできません。1年間のように短期のパフォーマンスはその時の市場環境任せです。パフォーマンスで良い投資をできたかどうかを測定するのはふさわしくなさそうです。
そこで、メトリックス(案)は次の3つを考えてみました。
(1) 年間でどれだけの資金を投入できたか?
(2) リスクを適切にコントロールできたか?
(3) 狼狽売り・右往左往しなかったか?
(1) 年間でどれだけの資金を投入できたか?
(アセットアロケーションでリスクを下げてマイナスを減らすことはできますが、)基本的にパフォーマンスは市場任せです。
そうすると[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資を継続する限り、最後の果実を増やすのは投入する資金の量です。どれだけ資金を投じることができたかは成功基準になるでしょう。
(2) リスクを適切にコントロールできたか?
「リスクを過剰に取りすぎなかったか?」もしくは「臆病になりすぎなかったか?」。
特に前者の意味合いが強い。儲けに目がくらんで許容リスクを超えるハイリスクな投資をしてしまうのはアウトです。
また、「今がチャンス」と思って生活防衛資金などまでもスポット買いで使ってしまうこともアウトでしょう。相場が下がった時こそチャンスとも言いますが、そこで逆張りに"賭けて"はいけません。
(3) 狼狽売り・右往左往しなかったか?
これは基本です。2009年のように相場が急落した時に市場から逃げてしまったらアウトです(タイミング投資の場合はOK)。ブラジルがいいと聞けばブラジル、ゴールドがいいと聞けばゴールドという右往左往する投資スタイルもよくありません。
まとめると、[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資においては、以下の様であれば良い投資をした年と言っていいのではないでしょうか。
(1) 稼ぎを増やしたり支出をコントロールすることで、しっかりと投資資金をねん出し、
(2) 投資にのめりこみすぎず、
(3) 粛々と計画通りに投資を実行する
●[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資のスタイルで1年を振り返った時に、成功/失敗のメトリックスは何でしょう?
30年といった長期であれば、その投資スタイルの結果であるパフォーマンスで測定してもいいでしょう。
しかし、[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]では短期のパフォーマンスはコントロールできません。1年間のように短期のパフォーマンスはその時の市場環境任せです。パフォーマンスで良い投資をできたかどうかを測定するのはふさわしくなさそうです。
そこで、メトリックス(案)は次の3つを考えてみました。
(1) 年間でどれだけの資金を投入できたか?
(2) リスクを適切にコントロールできたか?
(3) 狼狽売り・右往左往しなかったか?
(1) 年間でどれだけの資金を投入できたか?
(アセットアロケーションでリスクを下げてマイナスを減らすことはできますが、)基本的にパフォーマンスは市場任せです。
そうすると[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資を継続する限り、最後の果実を増やすのは投入する資金の量です。どれだけ資金を投じることができたかは成功基準になるでしょう。
(2) リスクを適切にコントロールできたか?
「リスクを過剰に取りすぎなかったか?」もしくは「臆病になりすぎなかったか?」。
特に前者の意味合いが強い。儲けに目がくらんで許容リスクを超えるハイリスクな投資をしてしまうのはアウトです。
また、「今がチャンス」と思って生活防衛資金などまでもスポット買いで使ってしまうこともアウトでしょう。相場が下がった時こそチャンスとも言いますが、そこで逆張りに"賭けて"はいけません。
(3) 狼狽売り・右往左往しなかったか?
これは基本です。2009年のように相場が急落した時に市場から逃げてしまったらアウトです(タイミング投資の場合はOK)。ブラジルがいいと聞けばブラジル、ゴールドがいいと聞けばゴールドという右往左往する投資スタイルもよくありません。
まとめると、[バイ&ホールド]+[分散]+[長期]投資においては、以下の様であれば良い投資をした年と言っていいのではないでしょうか。
(1) 稼ぎを増やしたり支出をコントロールすることで、しっかりと投資資金をねん出し、
(2) 投資にのめりこみすぎず、
(3) 粛々と計画通りに投資を実行する
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また、景気変動によっては給与の変動によって投資が多く出来る年と少ない年もあります。
そういう理由から、あまり考えてはいませんが、生活防衛資金を一定量の確保は最優先として、投資の部分については、その時々に合わせてやっています。
リスクのコントロールについては、個別銘柄を組み入れると高くなるので、必ずコアとなるインデックスを一定額を決めて投資しています。
一番の問題は2009年のように株価下落と景気悪化の同時進行の時にどうするのかは考える必要があります。
臆病になるのは論外ですが、こういう時こそ投資のリターンが高くなるので、国内債券や定期預金を好景気時に持っておき、2009年時の大不況時に投入できるように考えてはいます。
【給与の下落≒派遣切り≒株価の下落】はほぼ成り立つので、生活防衛資金を確保した上で、何時でも投資できる資金を確保した上で検討しています。