出ては消え、出ては消え、という消費税増税議論が野田内閣でも議論されています。

上げるなら今でしょう。これだけ消費税増税にとって追い風が吹いていたことはありません。

●欧州各国の財政危機によって、日本の財政破たん危機が大きく懸念されて、財政健全化のための増税やむなしの声が大きくなっている
●東日本大震災の復興財源確保のために増税が許容されるような土壌ができつつある

これだけの追い風が吹いているのであれば、ここで増税しない手はありません。
まあ、景気がイマイチの中で増税することの悪影響は懸念されます。しかし、5%という税率はまだ十分に引き上げる余地はあるでしょう。
私の生活にも影響はありますし、投資信託の信託報酬にも消費税はかかりますが、10%程度までの増税は一気にやってしまってもいいのではないでしょうか。一気の公務員・社会保障改革とセットで。
(※現実的にそれだけの実行力を期待することが困難だという最大の壁はあります)


2011/12/15 23:23 追/記: 非ケインズ効果とはというエントリーを新たに書きました。


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