私はインドの株式市場は有望市場と予想しており、MSCI Emergingに含まれるインド比率の低さには満足していません。そこでMSCI Emergingに連動する新興国インデックスファンドとは別に、ETFでインド株式アセットを購入しています。
そんなインド株式投資の投資戦術を再考中です。

現在、私が口座を持っているネット証券で購入できるインド株式ETFは次のものがあります。(カッコ内は信託報酬)
 ・上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物 (0.5775%)
 ・NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信 (0.9975%)
 ・iShares BSE SENSEX India Tracker (0.99%)
 ・Lyxor ETF MSCI India (0.85%)
 ・db x Trackers S&P CNX Nifty (0.85%)

上2つが国内ETF、下3つが海外ETFで、私が投資しているのはNEXT FUNDSLyxorです。
購入当時では最も信託報酬が安かったモノを買っていたらこうなりました。
次も信託報酬が一番安いモノというルールで選ぶと上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物を購入することになりますが、これだとインドETFだけで3本も持つことになります。LyxorはMSCI Indiaが連動対象なので厳密に言えばS&P CNX NiftyとMSCI Indiaと2つのインデックスということになりますが、インド株という区切りで見れば1つのようなものです。3つのETFを保有するのは管理が面倒です。

そこで、追加投資する際に現保有ETFは売却して上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物に一本化したいという衝動に駆られます。

そのようなことを考えているところに、大証がムンバイ証券取引所と提携したというニュースが飛び込んできました (大証、ムンバイ証取と提携:日本でインド株への関心高く)
両取引所は今後、株価指数のクロスライセンスなどで協力機会を模索していく予定。
投資家のニーズに応えるために、上場投資信託(ETF)で、BSEと連動した商品の開発なども視野に入れているという。

ムンバイ証券取引所との提携で出ると予想されるETFはSENSEX連動になると思われます。SENSEXは銘柄数の少なさが気になってはいますので無視してもいいのですが、オフィシャルにサポートされる+大証ということを考慮するとSENSEXの銘柄数の少なさを補う魅力的なETFが出るかもしれないと思ってしまいます。
また、可能性薄だと思いますが、Middle Cap、Small CapやBSE500のような指数に連動するETFなども出てくる可能性なども考えると、夢が広がり悩みも広がります。


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