同意する気持ちはありつつも相変わらず手厳しい。

アクティブ運用者の仕事の中身 (ダイヤモンド・オンライン)
評価が難しいのは、顧客への運用の説明や、潜在顧客へのマーケティングに使う時間だ。投資家との触れ合いを重視すると、投資家から好意的に評価されやすいが、その時間は、運用そのものの維持と改善に貢献しているものではない。ファンドマネジャーが直に説明してくれることを喜ぶ顧客は、気持ちはわかるけれども、少々、間抜けなのだ。実際にそう言うと意地悪過ぎるが、本当の話だ。

山崎元氏のコラムで欠かさず読んでいますが、今回のコラムは最後の段落が手厳しいですね。
素人投資家としては、ファンドマネージャから運用報告を聞ける機会はそうは無いためにその機会を嬉しいと思う気持ちがあることを否定できませんので、少しイタタ・・・と思いつつも同意です。

ファンドマネージャが顧客に説明しても、それがパフォーマンス改善に繋がるわけではない。山崎氏は(分かっていてもコラムには)書いていませんが、顧客に説明する説明会の会場や資料の分だけコストはかかっているので、その分だけ会社が利益を上げるための手数料に上乗せされていると考えるのが普通でしょう。
資産運用は資産を増やすための手段であって、資産運用で資産を減らすための手数料を払うのはバカバカしいという極めて合理的な考え方ですね。私もそう思います。

でも、そう簡単に100%これを守れるかは別問題だったりします。


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