その分野での第一等の地位。第一級。「―の評論家」「―ホテル」

上はGooの国語辞典で引いた「一流」の定義です。


長期投資ブロガーに仕事で一流の人はいない!!』なんてエントリーも書いたので、そもそも一流ってどれくらいいるんだろうということを軽く書いてみます

個人的印象では上位0.1%〜0.5%
一般的に広く広がっている分野では0.1%で特殊性のある分野では0.5%程度でしょうか。

いわゆるサラリーマンの仕事においては0.1%〜0.2%程度が一流だと思います。500人に一人から1000人に一人といった割合です。このあたりが妥当な数字ではないでしょうか?自他共に社会全般に認められるサラリーマンとして第一等の地位や実力を有する人はこんなものでしょう。

偏差値とかランキングなどにされやすい大学受験なんてものも分かりやすいかもしれません。
大学センター試験の志願者数は55万人程です。2010年の新成人の人口は127万人とのことです。55万人の0.1%だと550人。127万人の0.1%とすれば1270人。
550〜1270人/年。もの凄くざっくりとした概算ですが、悪くない数字でしょう。大学受験のような裾野が広い分野においては感覚的にはこのあたりが一流と二流の境目として妥当という印象です。

サラリーマンやお勉強の世界を外れてスポーツの世界に目を移します。野球で一流と呼ばれるのはプロ野球の一軍で活躍する選手達です。万年二軍の選手は一流とは呼ばれません。
各チームの一軍登録28人×6チーム=168人が一軍選手。これにMLBの選手や故障で二軍に落ちているような選手を加えて200人に届かないくらいでしょうか。まあいい数字でしょう。野球人口の裾野を考えるとやはり少ないですよね。高卒以上の野球人口が10万人として200人だと0.2%です。


こういうの分布はパレートの法則ではありませんが、2:8という印象です。2割が二流で、8割が三流。一流は1%未満なので省略。


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