ヨーロッパの失業率も10%台に・若年層はより深刻な20%超へ

欧州でも一部の国では失業率は高く、特に若年層の失業率が高いことは周知のことかと思います。その中の代表国としてはフランスやスペイン・・・かと思うのですが、何とそのスペインの若者(25歳以下)の失業率が2009年11月には43.8%にもなっているとのことです。

他の国でも、ラトビア36.3%、リトアニア33.6%、スロバキア32.6%、ハンガリー28.8%、アイルランド28.7%、エストニア28.6%、イタリア26.5%、スウェーデン26.5%、フランス25.5%等々、高い水準になっています。
大国の中ではユーロ離脱がささやかれるスペインとイタリアは厳しいですが、特にスペインの43.8%は完全に抜け出ています。


各国で失業者の定義や失業者への補償という条件が異なるので単純な横比較はできません。しかし、その点を割り引いても、とても日本の経済環境が他国と比較して悪いとは思えない。これは、先の『日本人は日本に対して極度に悲観的過ぎでは(隣の芝は青く見える?)』でも書いたとおりです。


それにしてもスペインの43.8%は凄い。どうやらこの1年で急激に上昇したようです。元々高かった失業率がここまで上がっているとは・・・
しかも、失業者でなくても、賃金が月収1000ユーロ以下の人が多いのですが、大丈夫なんですかね?


==== 2/3 21:35追加 ====
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