野口悠紀雄氏。
良いも悪いも特にないのですが、何となく吊られた男が違和感を覚えるエコノミストです。その違和感を感じさせているのかと思える一節があったのでメモ。

日本の官庁や新聞・雑誌も見習うべき!イギリスの経済データ開示の充実ぶり(ダイヤモンド・オンライン)
 日本の経済統計のサイトは、アメリカ、イギリスに比べると、かなり使い勝手が悪い。
 また、印刷物の統計年報であったものをPDFにしているだけの場合も多い。これでは、データを活用することは難しい。CSVで提供されているものも多い。ブラウザによっては、エクセルで読み込めず、文字の羅列になってしまうこともあるので、是非直接にエクセル形態で提供してほしい。

CSV形式での提供がダメ?Excel形式がいい?


Excelは一民間企業であるMicrosoftの有料Microsoftのファイル形式です。統計局など日本政府や官庁が、そのような一民間企業の有料ソフトウェアのファイル形式でファイルを配布するというのは問題ではないでしょうか?

Excelが表計算ソフトとして最大のシェアを握っているのは間違いない。しかし、全員が使用しているとは限らない。GoogleがオンラインでSpreadsheetsを公開してこれを利用しているユーザもいる。また、Microsoft OSのWindowsを搭載しているPCでも、最近はネットブックのようなものではMS Officeが入っていないPCも多い。我が家のネットブックもExcelは未インストールです。

それなのに、政府が公表している情報が欲しければ特定企業の商品を買えというのか。官庁がそのような態度をとるのは問題があるのではないでしょうか。


CSV形式ならExcelがあれば簡単にExcel形式にできるし、ExcelがなくてもテキストなどExcel以外のソフトウェアでも開ける。極めてフェアでオープンな形式。
また、Excel形式は利便性が落ちる。各種データと連携させたり何らかのDBにImportさせる時などはcsv形式の方が互換性が高く便利だし一般的。Excel形式でImportやExportさせるというのは一般的ではない。

野口悠紀雄氏の主張は自分の立場から考えての発言で、一般とはズレている気がします。


このExcelの件は極めて些細なことですが、どうも野口悠紀雄氏の文を読んでいると他の項目でもこれと同じような感覚を受け、それが違和感を感じさせている原因かもしれません。


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