国際投信が8年ぶりに「グロソブ」分配金引き下げ(ロイター)
国際投信投資顧問は19日、同社の旗艦ファンドで、国内最大の公募投信である「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)<通称:グロソブ>」62002137JPの月次分配金額(=1万口あたり)を、40円から30円に引き下げた。

 2001年1月に60円から40円に変更して以来8年ぶり。世界的な金利低下と急速に進む円高が背景。同ファンドのホルダー(保有者)は推定約160万人。

いつか、いつかと言われていましたがついに日本最大ファンドであり、毎月分配型の火付け役とも言え、昨今の投信ブームの代表でもあるグロソブが分配金を引き下げることになりました。

 ファンドの投資成果は、投資期間における基準価額の騰落額とその間に受け取った分配金の累計額の合計となり、基準価額が下げたとはいえ、設定来のグロソブホルダーは損失にはなっていない。ただ業界関係者の間では「グロソブ分配金の引き下げは、他の分配型ファンドの分配金動向にも大きな影響を与えかねない。今後の投信市場への資金流入を左右するのでは」との見方も一部に出ている。

8000円前後の基準価額であっても分配金の利回りが6%にもあたる年480円の分配金を出すのは無茶があったわけです。それが基準価額が6000円前後ともなれば、年利回りが8%程度必要(信託報酬分も含めれば9%強)とあまりにも無茶な数字でしたので、分配金引き下げは極めて合理的な判断ではあります。

ただ、この記事にも書いてあるように、グロソブの分配金を魅力に感じていた投資家の中にはそのような合理的選択に納得できない人もいるでしょう。口座への分配金の振込額が減って証券会社の営業に文句を言う姿も思い浮かびます。


グロソブの総資産高はどうなるんでしょう。
注目です。


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