吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



USD/JPYポジションクローズ

本日午前中に26日から持っていたUSD/JPYショート2枚をクローズ。

ポジションを建てたタイミングが悪く15.40で持った後、15.4-15.6辺りでウロウロして手放せず。

おかげでスワップ3倍デーにも引っかかり、スワップ払いの損も計上してしまった^^;
しかも、15.40→15.19なので為替損益ほとんど無し。
15.90でもう1枚Sの注文を出していたが、瞬間的に届いたものの約定せずに無念の涙 (T_T)
これが刺さっていればそれなりの利益だったが…
損が出なかっただけでも良しとします。




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基準価額が低いと割安でお得か? その2

##間違いがあれば訂正コメントをお願いします

前回の続きです。


前回は「基準価額が低い方がたくさん口数を買えて割安」を検証して、これは間違いと書きました。

しかし、前回のケースは分配金を想定していません。分配金は「1万口当たり○円」となるので、口数が多い方がたくさん分配金が出て有利にも思えます。

本エントリーではこれを検証してみます。


分配金が毎月1万口当たり100円のインデックス投信2本を比較します。
##分配金は毎回変動するものですが、ここでは検証を
##簡単にするために1万口当たり100円で固定します。


 ・投信C:基準価額10000円、分配金100円
 ・投信D:基準価額15000円、分配金100円

 ・安田さんは投信Cを15万円購入しました(=15万口)
 ・高田さんは投信Dを15万円購入しました(=10万口)


1ヵ月後には共に2%の利益が出て分配金を出す日がきました。分配金が出る前の基準価額は
 ・投信C:10000円*1.02=10200円
 ・投信D:15000円*1.02=15300円

このようになります。
ここから1万口当たり100円の分配金がでます。そうすると安田さんと高田さんの分配金受取額は
 ・安田さん:100円*15=1500円
 ・高田さん:100円*10=1000円

安田さんの方が500円多く分配金を受け取れます。
安田さんの方がお得!!」と思いませんか?

そう判断する前に、ちょっと待った。

分配金後の投信Cと投信Dの基準価額と安田さん・高田さんの投信の総額を見てみましょう。まず基準価額dです。共に100円の分配金を出したので
 ・投信C:10200円-100円=10100円
 ・投信D:15300円-100円=15200円
となります。

次に安田さんと高田さんの投信保有額を見てみます。
 ・安田さんの投信保有額:10100円*15=151500円
 ・高田さんの投信保有額:15250円*10=152000円

分配金とは逆で、分配金後の投信保有額は高田さんの方が500円多くなっています。

この差はどこから生まれたのでしょう?
これは支払われた分配金を見れば分かります。

投信A(安田さん)の方が分配金が500円多い
→投信B(高田さん)の方が分配金が500円少ない
→その少なかった500円は保有投信の中に残っている

こういうことです。投信Dは、投信Cと比較して分配金が少ない分だけ投信本体にお金が残っているのです。

言い換えると、投信Cは投信Dより多く投信を取り崩して購入者に還元しているのであって、運用での値上がり率が同じであれば、分配金をいくら出そうが投信Cと投信Dは資産総額としてはなんら変わりないことになります。
つまり、より多く現金化したか投信として持ち続けているかだけの違いで、「分配金が多くてお得」ということはありません。



●補足:複利の力

翌月も2%上昇と運用成績が同じだったとします。その場合、分配金と分配金後の投信保有額、累積損益は以下のようになります
【安田さん(投信C)】
 今月分配金:1500円 (100円*15)
 投信保有額:153030円 (10202円*15)
 累積損益:156030円
【高田さん(D投信)】
 今月分配金:1000円 (100円*10)
 投信保有額:154550円 (15455円*10)
 累積損益:156550円

なんと、共に毎月2%↑の運用成績を残している投信なのに投信Dの方が520円利益が多くなります。

これが複利の力です。

運用で利益がでる投信では、この複利の力がプラスに働くので、分配金が少なく投信内に留保する額が多いほど資産総額は増えます。
また、分配金受取時には税金がかかることがあるので分配金を再投資する場合、再投資できる金額は分配金より減ることが一般的です。

##通常、中長期的にマイナスになる投信を選択する
##ことは少ないと思いますので、基本的に複利の力を
##利かせたほうが資産は増えます





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基準価額が低いと割安でお得か? その1

##間違いがあれば訂正コメントをお願いします


「同じようなものに投資するなら基準価額が低い方がたくさん口数を買えて割安」「分配金が出て基準価額が落ちたから買い時」



投資信託関係のブログなどを見ていると上記のような基準価額についての意見が見られますが、これは真実なのでしょうか?


結論を答えはNOです。


まず「基準価額が低い方がたくさん口数を買えて割安」という説を検証してみます。
具体的な数字で検証した方が分かりやすいと思うので、基準価額は異なるが同一のものに投資する投信2本としてTOPIX連動のノーロードのインデックスファンドを考えてみます。
##計算簡略化のため信託報酬等は考慮しません

 ・投信A(TOPIX連動型) 基準価額10000円
 ・投信B(TOPIX連動型) 基準価額15000円

 ・安田さんは投信Aを15万円購入しました(=15万口)
 ・高田さんは投信Bを15万円購入しました(=10万口)


日本経済が好調で1週間後にTOPIXは5%上昇しました。
この場合2つの投信の成績はどうなるでしょう?

投信A、投信B共にTOPIX連動なので基準価額はTOPIXと同じく5%上昇します。

 ・投信A:10000円*1.05=10500円
 ・投信B:15000円*1.05=15750円
安田さんと高田さんの投信保有額を計算すると、
 ・安田さんの投信保有額:10500円*15=157500円
 ・高田さんの投信保有額:15750円*10=157500円

全く同じです。


次の1週間でTOPIXが10%下落したとします。その場合2つの投信の基準価額、2人の資産はどうなるでしょう?

上昇時と同じくTOPIXに連動して投信A、投信B共に10%基準価額が下落します。
 ・投信A:10500円*0.90=9450円
 ・投信B:15750*0.90=14175円

安田さんと高田さんの投信保有額を計算すると、
 ・安田さんの投信保有額:9450円*15=141750円
 ・高田さんの投信保有額:14175円*10=141750円

全く同じです。


投信A・投信Bの基準価額の変動をまとめてみましょう。

 ・投信A:10000→10500(+500)→ 9450(-1050)
 ・投信B:15000→15750(+750)→14175(-1575)

括弧の中に書いてあるように基準価額の高い投信Bの方が値動き幅が大きくなっています。この値動き幅は購入当初の投信Aと投信Bの基準価額の比である1.5倍になっています。
そしてどの時点を切り取っても投信Aの1.5倍が投信Bの基準価額になっています。

つまり、同じ対象に投資している2投信を比較すると購入時に基準価額が低い投信が基準価額の高い投信を上回ることはありえないのです。
##コストが同一の場合


運用成績が同じ2つの投信を比較した場合、基準価額が低い投信を購入すると多く口数を購入できますが、1口あたりの値上がり(値下がり)は小さく、基準価額が高い投信と投信保有額は変わりません。




上の意見に対して「分配金が考えられていない。分配金は1万口あたり○円となっているので、口数が多い方が分配金を多く受け取れるから有利だ」という反論もあるかもしれません。

次では、この分配金が出る場合について考えてます。





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